人工甘味料のジュースを飲むとかえって太ってしまうという報告があるようです。
砂糖が入っていないジュースを飲むにも関わらず太るという結果は、にわかには信じがたい結果ですが事実のようです。であれば、理由があるはずです。そこで今回は人工甘味料のジュースを飲むとかえって太る理屈をあくまでも仮説ですが考えてみます。
人工甘味料を摂ることで太るのであれば、人工甘味料により糖質を多く摂り過ぎてしまう仕組みがあるはずです。
元々人間が太るのは糖質依存による糖質の過剰摂取が原因です。糖質を食べなければ理屈の上では太らないはずです。人工甘味料であれば糖質ではないため太らないはずです。しかし太る人がいるのも事実のようです。
太る人は糖質依存の可能性が高いと思います。そこで糖質依存の人が人工甘味料のジュースを飲んだと仮定して太る理由を考えてみます。
人工甘味料のジュースを飲んだ場合、身体は糖質が入ってきたと誤解し条件反射でインスリンが分泌されるのではないでしょうか?本来であれば甘味を感じる場合には糖質が吸収されるため、血糖値が上昇するはずですが、人工甘味料では血糖値が上昇しないためインスリンの働きだけ発揮され血糖値が下がってしまうのかもしれません。血糖値の下がった結果として糖質依存の禁断症状である強い空腹感を引き起こし、糖質を食べ過ぎてしまうのかもしれません。ちょうど糖質を少量食べると余計お腹が空く状態に似ている可能性があります。
人工甘味料のジュースを飲んで太ってしまった人に、人工甘味料のジュースを飲むとお腹が空くかどうかを聞いてみるとよいと思います。もし人工甘味料のジュースを飲んでお腹が空くのであれば、人工甘味料と糖質を勘違いした条件反射により禁断症状が引き起こされたことで間違いないと思います。
そのような場合には糖質回避により糖質依存から抜け出すことをお勧めいたします。
もしくは糖質を食べたと脳が錯覚するにも関わらず、血糖値が上昇しないため満足感が得られず結局糖質を食べ過ぎてしまうのかもしれません。
人工甘味料のジュースにより太る人は、もしかしたら日頃から砂糖のジュースを飲んでいる糖質依存の人が、人工甘味料のジュースに切り替えた場合なのかも知れません。
砂糖入りのジュースを日頃飲んでいる人は、一旦ジュースを飲む習慣を無くし、条件反射を起こさないようにしておく方が良いのかも知れません。
糖質依存の方は禁断症状を誘発する可能性があるため、人工甘味料のジュースの飲み方に注意が必要なのかもしれません。