糖質の摂り過ぎにより様々な病気が引き起こされることは紛れもない事実です。
それらの病気を避けるためには糖質回避あるいは糖質制限をするしかありません。しかし心理的に受け入れることのできない人たちが一定数おられるおうです。
そこで糖質回避・糖質制限を受け入れられない人の心理を考えてみました。
一言でいえば糖質依存の依存度合いが強すぎて糖質を食べないことが想像すらできないのです。
アルコール依存の人がアルコールを飲まないと病気になると錯覚する心理に似ています。もっとアルコールを飲みたいと思っているのに、そのアルコールをやめることなど想像がつかないのです。
ニコチン依存の人がタバコを吸わないとかえって調子が悪くなると錯覚する心理とも似ています。タバコを吸い過ぎると病気になるということがわかっていてもなかなかやめられないのは、ニコチン依存という依存の心理によります。
糖質依存の人は糖質を食べることに依存しています。自己抑制が出来ない状態です。
強い空腹感という禁断症状まであるため、糖質をやめることなど想像がつきません。
いわば糖質を食べても病気になることはないと信じ切っている糖質教の信者です。心理状態としてはアルコール依存やニコチン依存の人達を何ら変わりありません。
糖質によって病気が引き起こされることがわかっている人たちからすれば勿体無いことですが、気づけないものは仕方がありません。糖質回避教のページにも書きましたが、糖質を食べてはいけないと人に強要する必要はありません。糖質には害がないと信じている異教徒のようなものです。
本人が気付かなければ人に強要されて一時的に受け入れても意味がないのです。
糖質を控えることで痩せるのは当たり前の理屈です。その事実を受け入れることが出来ない心理こそ病的なのです。糖質依存により依存対象である糖質に対する認識が歪んでいるのです。
糖質回避することで病気を避けることができます。受け入れられない方が病気で悩むのは仕方のないことです。
今のところ糖質を主食として食べる人の方が圧倒的に多いため、糖質の害が認識されていないだけです。10年もすれば糖質の害が広まることで、糖質の食べ方が変わります。今はその過渡期のため混乱しているに過ぎません。