6月1日からのビール値上げに思う

今日6月1日から色々な物が値上げされる中、ビールも値上げされるそうです。アルコールを飲まない私としては全く影響はありませんが、ふと思ったことがあるので書いてみます。

その値上げの理由が釈然としません。販売数に応じた販売奨励費を原資に値引きを行う激安店があるため、値引きをしないように指導するそうです。誰の為の値上げか釈然としないのです。通常の酒屋さんのために値上げするように見えてしまいます。以前書いた組織票のために、今回は酒屋さんの投票を促す政策が実現したように思えてなりません。だかは組織票が政治を歪めると私が考えているのです。

もし不当廉価販売であれば公正取引委員会が取り締まるべきだと思います。仕入れ価格よりも安く販売しているのであれば不当廉価販売と言えるのではないかと思います。

値上げ云々よりも販売奨励費自体を廃止するか、税金をかけている共通項としてタバコのように値引き販売を禁止するのが公正な気がします。少なくともメーカーからの卸価格は全て同額にし、販売奨励費を廃止するべきではないでしょうか?販売奨励費がなくなると販売価格は企業の考え方次第だと思います。

21世紀にもなって物事が論理的に進まないのは情けないことだと私は思います。そろそろ政治を私利私欲から切り離し、合理的に進めて欲しいものですね。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。