子宮頚がんの検診は受ける方がお得だと私は思います。お得という表現が適切かどうかはわかりませんが、お得ですよとお伝えする方が情報が素早く伝わるため私はあえて使っています。
検診を受けてガンを早期発見すれば手術で治るからというのが一般的ですが、私の持っている情報は少し違います。前癌病変の時点で発見すれば、食べ方で治してしまう可能性があるという考え方です。
通常子宮頚がんは
正常細胞 → 異形成細胞(前癌細胞) → 癌細胞
と変化します。つまり前癌病変を経て癌化することが多いようです。子宮頚がんの多くはウイルス感染により引き起こされるとされていますが、感染だけでなく免疫不全が重なると前癌細胞を生じてしまうようです。更に免疫不全が重なると癌化してしまうようです。
以前子宮頚癌検診でクラス3と言われたらで書きましたが、最近では子宮頚がんはパピローマウイルス感染により発症することがわかってきたためベセスダシステムという分類の仕方が変わったようです。子宮頚がんになりかけと言われたら、子宮頚癌検診でクラス3と言われたらに書いたことを実践してもらうと消すことが出来るようです。現時点で2人消すことが出来ました。狙って消すことが出来たので間違いないと私は考えています。特にお一人の方は糖質を控えると前癌病変が消えて、糖質を三食食べると再度前癌病変を指摘されています。クラス3とは言われなくなっているため、子宮頚がんで再検査と言われたらとして改めて書いています。
お得と表現する根拠
糖質との関係がわかるまでは、子宮頚がん検診の目的は早期発見でした。前癌病変が見つかっても経過観察しか方法がありませんでした。前癌病変は注意深く経過観察すべきメッセージでしかありませんでした。
私は子宮頚がんの目的は前癌病変を見つけることにするべきだと考えています。前癌病変は食べ方を変えるべき一つの指標として活用するのです。
子宮頚がんの前癌病変を身体からの警告メッセージとして受け取るために、子宮頚がん検診を受ける方がお得という考え方です。身体からの命に関わるメッセージとして子宮頚がん検診を利用するのです。子宮頚がん検診を受けないことは、その警告メッセージを受け取らないことに繋がるからです。例えば地震が予知出来るようになり、警報が鳴り響いているのにわざわざ耳を塞いで警報を聞かないでいるようなものです。
特に糖質・主食を三食食べている人や、お菓子や果物をよく食べている人は子宮頚がん検診を受けることをお勧めします。もし万が一前癌病変が見つかり、再検査を指摘された場合には、このままでは病気になる食べ方をしていることを、身体が教えてくれる警告メッセージとして受け取るのです。癌になる前に警告の段階つまり前癌病変として知るために、子宮頚がん検診を定期的に受けることがお得だと私は考えて女性の患者さんに説明しています。
今のところ子宮頚がんで前癌病変を指摘され、改善した方はお2人なので、前癌病変を指摘された方全員を糖質の食べ方だけで確実に消すことが出来るかどうかはまだわかりません。しかし少なくともその可能性もあるため、子宮頚がん検診を受ける方がお得だと思います。前癌病変を指摘されなければ少なくとも今の食べ方でも子宮頚がんに関しては問題ない事がわかります。
女性の方は子宮頚がん検診を受ける方がお得という考え方、もし良かったら受け入れて実践してみてください。