今では当たり前に信じられている地動説ですが、発表当初は多くの人達に理解されず混乱していたようです。
地動説はコペルニクス自身が余りの影響の大きさを恐れ、生前の発表を控えたそうです。当時異端とされれば死刑もあり得たのでやむを得なかったのかもしれません。
多くの人に受け入れられるのは、ニュートンの慣性の法則と万有引力の法則によって地球を動かす力の理解が深まったことによります。その間に100年以上の年月が過ぎています。いくら事実でも人々が理解出来なければ広まらないことを表しています。
人類が地上から直接観察できる太陽や星の動きから、当時地球や星の関係を理解するのは相当困難だったと思います。ただ惑星と他の星の動きがおかしいと気づいたことがきっかけだったのだと思います。
今でこそ人工衛星からの写真により、客観的に地球を見ることができますから疑いようのない事実です。
糖質に対する認識も同様に考えてみてはいかがでしょうか?糖質回避が正解だと私は思います。糖質は様々な害をもたらすから、食べても良いが出来たら血糖値をあまり上げない程度に回避する。
みんなが当たり前に主食として食べている糖質。その糖質が様々な病気を引き起こしているとしたら、どのように考えるでしょうか?
例え本当だとしても中々受け入れることは難しいのではないでしょうか?
糖質が様々な病気を引き起こしている仮説。この真偽はまだわかりませんが、糖質が2型糖尿病と肥満の原因であることは間違いありません。
信じる人と信じられない人のいる、この混乱をおさめるのが糖質依存の考え方だと思います。ちょうど人類が慣性の法則と万有引力の法則により、地動説を理解していったように。
糖質に対する認識は受け入れる、受け入れないではないと思います。いつ受け入れるかだと思います。中には寿命がくるまで受け入れない人もいるとは思いますが、少数派になると思います。
多くの人が糖質の本当の姿を受け入れるのに100年かかるという人もいますが、私は30年で変えたいと考えています。