太る理由。糖質に騙されている?

現代人を悩ませているのが肥満、太ってしまうことです。
現在太っている人や肥満は自制心の問題だと言われています。
食べ過ぎてしまうから太るのだとされているのです。
食べ過ぎていることに間違いはないのですが、その原因を突き止めました。
糖質に騙されているのです。
医学的に表現すれば依存しているとなるのですが、病的な依存というよりはいつのまにか糖質に騙されていると言い表す方が適切に思います。
糖質の魔法にかかっていると言い換えてもよいのかもしれません。
本来動物には太りすぎない仕組みが備わっています。
何故なら太りすぎて動きが鈍くなれば、肉食動物のエサになってしまうからです。動きが鈍くならないように満腹感が働いて太りすぎない仕組みが備わっています。だから太った野生動物はいないのです。では人間はなぜ太るのでしょうか?
それは人間に天敵がいなくなったことが一つ。動きが鈍くなっても即座に命に係わる可能性が低いからです。
もう一つは糖質が騙して満腹感を打ち消して食べさせるのです。この魔法ともいえる騙しのせいで食べすぎてしまうのです。
一度その魔力にとらわれると漠然と自分の意思だけで避けることが難しいのが炭水化物です。
何故なら人の脳の仕組みは炭水化物を多くとると幸せを感じ、より強く炭水化物を得たい欲求に駆られるように出来ているからです。その結果糖質に操られているかのごとく糖質を食べ過ぎてします。
糖質を食べないと生きていけないと勘違いさせるのも糖質の恐ろしい魔力のひとつです。
肥満は自制心の問題ではありません。
糖質に脳が騙されて、とりすぎてしまうのです。
お腹いっぱいを10割とすると、糖質に騙されて更に2・3割余分に食べてしまうのです。
自分で選んで食べ物を食べているつもりですが、実は無意識のうち自覚がないままに炭水化物(糖質)に食べされられているのです。結果として糖質を食べ過ぎて太るのですが、自分で選んだと錯覚しているので罪悪感に苛まれます。そしてそのストレスから逃げるために余計食べてしまう心理が働くそうです。ちなみに食べないようにしようと思えば思うほど、考えを打ち消そうとすれば打ち消そうとするほど脳はそのことに固執してしまって逆効果のようです。考えを打ち消さずに受け入れると、ストレスを感じないそうです。
炭水化物でなければ脳の騙しがないので、10割の時点でお腹がいっぱいで食べ過ぎることができないので、物理的に太ることができないのです。
甘いものは別腹というのは炭水化物に脳が騙される魔法の証拠です。
お腹いっぱい鍋料理を食べた後でも雑炊を食べることができるのも炭水化物の魔法の効果です。
糖質の騙しの魔法がないと10割の時点でお腹いっぱいで、食べ過ぎることができませんから簡単に痩せることができるのです。
太る理由は糖質による騙しの魔法による食べすぎです。(糖質依存)
狩猟採集生活をしていた頃、糖質の騙しの魔法に騙されれば騙されるほど秋の収穫を少しでも多く食べることができるため、冬の飢餓を乗り切ることのできた名残なのです。
自制心が足らないわけではないのでご安心ください。
糖質を避ける『知恵』だけで、簡単に痩せることが出来ると思います。
これからダイエットという概念はなくなると思います。
糖質をとるかとらないかだけです。