非常識な人への対策 (誰の問題論の延長)

非常識な人というのはどこにでもいるものです。
常識を知らないのか、そもそも人に迷惑をかけない(それ自体が常識)という発想がないのかわかりませんが、非常識な人に嫌な思いをさせられるのはよくあることです。

何故わかっていてもわざと非常識なことをするか?
それは非常識な人が困らないからです。
むしろ非常識な人が得をする仕組みだから、人になんて思われようと関係ないと開き直った人が非常識なことをしてしまう隙があるのです。

非常識な人への対策

非常識なことをする人が困る対策をすることです。
他国から訪れた人は日本の常識を知らないのも無理はないことです。(郷に入っては郷に従えという諺があるので、常識を勉強してから来てほしいとも思いますが)
日本の常識に従わなければ、金銭的・時間的ペナルティーを被る仕組みを作るのです。

外国の人に限らず、非常識なことをしても他人が困るだけで、自分は困らない
突き詰めると他人の問題なのです。
非常識なことをする人の問題にしてしまえばよいのです。(誰の問題論
誰の問題かを考え、その人の問題・その人が困る問題になるように仕組みを作り替えるのです。

常識に従わなければ損をして、常識に従えば得をする

そんな発想で世の中のルールを作るようにすれば世の中が少しは変わるのではないかと私は思います。

そもそも常識は明文化されません。
何故ならみんなが当たり前に知っている常識だから。
その常識を知らない人たちがいれば、ルールとして明文化するしかなくなります。
そのルールを非常識な人が損する仕組みにしてしまうのです。

今のルールは非常識な人が見つかると罰を受けるという仕組みです。
それでは見つからないことを目指してしまうだけです。
見つからないことが目的だからです。

常識に従うことを目的にさせるため、常識に従わなければ損をする仕組みづくり。
こんな考え方はいかがでしょうか?

そもそも常識とは何かを考えているのはこちらです。