不安の扱い方 不安だから出来ないは嘘?

アドラーの心理学から学んだことです。

よく不安だから出来ないと聞きます。アドラーの心理学での解釈は違います。

やらない決断をして、やらない動機付けの目的のために不安を作り出すんだそうです。

つまり不安を口にする人は、やらないことを先に決め、やらなくて済むように不安要素を探してきただけです。

正確な表現はこうです。

やらない。何故なら不安要素を見つけることが出来たから。

先にやらないことを決めているのですから、不安を口にする人と勧める人との議論は噛み合いません。

あたかも論理的に考えた結果のように話すので、相手は混乱してしまいます。

あくまでも不安はその人が目的を持って(無意識かもしれませんが)生み出す感情の一種です。

不安を口にする人が解決するべき問題です。他人が口出しをしても、余程のことがない限り永久に解決出来ません。

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉

私の考え方の元になっている参考文献です。

アルフレッド・アドラーは1937年に亡くなった心理学者です。
人間の心理を言葉で理解しやすく分解していることが特徴です。
特に秀逸なのが、目的論と感情を利用する考え方です。
怒りっぽい人はいない、人をコントロールする目的で怒りを利用しがちな人がいるだけだ
などです。
彼は子供のころに怒るのをやめたそうです。
私は怒るのを卒業するのに42年もかかりました。

私はこの本を読んで、頭の中の整理が一気に進みました。
そして他人の考えていることが少し理解できるようになりました。
人生に革命が起きるというのは、私にとって大袈裟な表現ではなかったです。
良かったらご覧ください。