利益は企業の為ならず

私の考えた諺です。

情けは人の為ならず

の諺を参考に考えました。情けは人の為ならずとは、人に親切にするのは人の為にするのではなく、巡り巡って自分にかえってくるのだから自分の為に親切にするのだよという意味です。

人の為にならないから情けをかけてはいけないと誤解されてもいます。

利益は企業の為ならず

この諺の意味は企業が存在することでお客さんに様々な恩恵をもたらすことてお客さんの為になる。その企業が存続することこそがお客さんの為になる。企業が存続するための運営資金として利益が必要である。つまりお客さんの為に企業が存続する目的で、利益があるべきだという考え方です。実はこの考え方をしている有名企業が二つ思い浮かびます。ある検索サイトとネット通販会社です。

情けは人の為ならずの解釈での誤解のように、利益は企業の為ならずの解釈を間違え『利益は企業の為にならない』としたとします。この場合は企業の目的が利益ではいけないのだと戒める諺だと解釈できます。要するに誤解されても成立するという二重の意味を持つ諺です。企業や経営者を戒めるのに役立つのではないかと思います。

将来『利益は企業の為ならず』を社是にした日本の企業が世界を圧倒し、経済の世界でも風が吹くことを心から願っています。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。