言葉の魔法 人はまだその威力と使い方を知らない

あまり知られてはいませんが、人々は魔法が使えるのです。
ただ普通まだその本当の力とその正しい使い方を知らないだけなのです。
魔法がだということを意識しているかしていないかの違いです。
その魔法とは言葉です。
みんなが当たり前に使っているので、特別な能力だと意識することはありませんが、動物と比べてみてください。人間は考えていることを人に伝えることができます。人類が大きく発展した元となりました。
ただまだその本当の力と正しい使い方を知らないから、人を傷つけてしまうこともあるのです。

まるで映画の主人公が魔法の使い方を知らず、知らない間に人々を傷つけてしまったように、まだ本当の使い方を知らないだけなのではないでしょうか?
言葉も自分の意図しない受け取られ方をしてしまい、人々を傷つけてしまうことがあります。そして傷ついた心を癒すことができるのも、人の言葉なのです。
人を傷つけてしまう黒魔法、人を癒すことのできる白魔法。
言葉にはそんな魔力が秘められていると考えてみるといかがでしょうか?

適切な時に適切な言葉を使うことで、誤解を解くこともできますし、真意を理解してもらうこともできます。
適切な言葉を選ぶことができなければ、政治家の失言のように取り返しのつかない黒魔法として広まってしまうのです。

実は言葉は人によって受け取り方が違うのです。
受け取る人の知識や経験、想像力によっても異なりますし、好意的に受け取る傾向のある人と批判的に受け取る傾向のある人とでは受け取りは全く異なります。
その言葉の受け取り方に違いがあることを知っている人と、知らない人がいるも実は言葉の魔法の怖いところでもあるのです。いわば言葉の魔法の聞き方・効き方に違いがあるのですが、そのことがあまり認識されていないのです。
この言葉の受け取り方に個人差があることを知らないとわかるのが、政治家の失言です。
何故なら彼らは自分の頭の中で考えたことを言っているだけだから、自分の言っていることはわかるはずだと勘違いしているのです。自分はわかっているから人もわかるはずと誤解しているのです。人がどのように受け取るか、人によってはどのように受け取るかという想像力に欠けるので、失言してしまうのです。
確かに悪意を持って言っているわけではないことが多いとは思いますが、騒ぎになる受け取られ方をするということは、常識の外だったのでわからないのです。失言だと言われること自体理解できないのです。

だからこそ○○というつもりで言っただけで△△という意図はありませんでしたという釈明会見を聞いても、みんな納得できないのです。そんなわけはないだろうと。

△△と解釈される可能性を考える想像力(常識)を持ち合わせていませんでした。
今後は言葉の受け取られ方も考えた発言を心がけます。

と伝えると理解できるのではないかと思います。

言葉の受け取られ方を考える話し方をすることができる人とできない人がいること自体が問題だと私は思います。今後はみんなが自分の言葉が相手にどのように受け取られるかを考えて話すようになる世の中になるとよいと思います。
言葉の魔法の本当の使い方について書いていきたいと思います。
まだみんな知らないようです。言葉の魔法には人を生まれ変わらせる力を秘めていることを。
ちなみにお一人2型糖尿病が治ったのも言葉の魔法の一つです。薬も使わず、言葉の魔法で考え方を変えてもらっただけです。
もしかして言葉の魔法は存在すると思いませんか?
その使い方を広めていきたいと思います。

言葉の正しい使い方 ~誤解の少ない伝え方~

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。