かつてテレビが広まり、焦った新聞が行ったこと

庶民の情報収集手段が新聞だった時代、ラジオはあったもののそれほどの脅威とはなりませんでした。ラジオでは音楽を伝えることは出来ましたが、声の情報伝達は情報量も多いはなく新聞とは競合しなかったようです。

しかしテレビは違います。映像というそれまでにない脅威の情報伝達力に新聞各社は焦りました。

テレビにとって代わられ、当時は新聞の未来が真っ暗だと思われていましたが、あることに気付いて共存の道が見つかりました。それはテレビの番組欄を新聞に掲載したのです。

当時はテレビをつけてみないと何を放送しているかわからなかったので、テレビを見るために新聞で確認するこというスタイルが当たり前になりました。こうしてテレビが出現しても新聞は共存することが出来ました。

今では新聞だけでなく、テレビもインターネットによりビジネスモデルが崩壊しかけています。テレビの番組欄のような共存の知恵がなければ、新聞・テレビの市場は今後縮小されていくことでしょう。

私が社外取締役なら、インターネットのホームページ紹介の番組を立ち上げます。インターネットは無視できない規模・将来性ですから、ホームページ紹介の番組と共に今後スポンサーになってもらうことを考えて深夜枠でも放送するようにします。ホームページの紹介は検索に使うキーワードが伝われば良いので、15秒・場合によっては10秒でも伝わるので、30秒単位のコマーシャルを10秒単位に変更してホームページのコマーシャル枠を作ります。

とはいえこれからやっても既に間に合わないかも知れません。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。