食べ物はバランス良く何種類も少量多品種が理にかなっていると思います。一品種を大量に食べると、バランスが崩れます。
食事はバランスが大事
少量多品種を食べていると必要な栄養が満遍なく含まれていることが期待できるので、何をどれだけ食べるのが良いかわからなくても体が必要な栄養を摂り込むことで対応できます。一つの食材を大量に食べてしまうと、必要な栄養素が得られないかも知れません。またビタミンDAKE(ダケと語呂合わせできます)では過剰摂取(摂りすぎ)による害が起こってしまう可能性があります。
栄養の観点からも、過剰摂取の観点からもバランス良く食べるのが合理的です。
そのバランスが問題
日本人の多く方が食生活が偏ってはいないでしょうか?
冷静に考えてみると、かなり偏っています。偏っていないと思われる方も多いと思いますが、その理由はおかずのバランスを考えてのことだと思います。ここでいう日本人の食生活の偏りとは主食という考え方で、主食として糖質だけ一品目を多くとっているということです。
糖尿病の食事療法でも6割を主食で食べることを推奨しています。
主食、つまりご飯という糖質一品目で6割というのは偏り過ぎだと思います。
必ずしも人間の体に必要がない糖質を6割もとるのは取りすぎだと思います。
現時点で根拠を示すほどの知識はありませんが、私の感覚では1割か2割程度糖質で摂取することが妥当なのではないかと思います。
高血糖による糖化産物が人体に害を引き起こす可能性が考えられますから、血糖値を上げない食べ方を工夫すれば3割か4割は食べても大丈夫かもしれませんがまだわかりません。1割か2割であれば、ちょうど食事が終わってからデザートを食べる程度が理想なのかもしれません。
主食の過剰摂取が問題
主食である炭水化物の過剰摂取が問題なのですから、バランスに問題があるのは明らかです。主食を0にする必要があるかどうかは議論の余地はありますが、少なくともバランスを考え直す必要があることは議論の余地はないと思います。