魔法の話 日付の魔法

実はみんなが魔法を使えるのではないかという魔法の話は以前書きましたが、今回はみんなが魔法にかかっている話です。

今日の話は日付の魔法です。

日付の魔法

みんなが日付の魔法にかかっているとはどういうことでしょうか?

それは特定の日付に特別な意味が込められているという話です。魔法にかかっている人にだけ意味のある不思議な魔法です。

例えば日本人にとっては特別な意味があるお正月三ヶ日ですが、魔法にかかっていない外国人にとってはカレンダーを架け替えることしか意味がないそうです。

2/14のバレンタインデーも魔法がかかっています。ある製菓会社のアイディア一つで日付に魔法をかけてしまいました。女性が好きな人にチョコレートを渡すイベントです。

3/14にもその流れで魔法がかかりました。ホワイトデーです。チョコレートのお返しに何かプレゼントするのです。

そもそもキリスト教にゆかりのある話ですが、宗教観が独特な日本ではスムーズに受け入れられたようです。

何よりも凄い魔法は土用の丑の日です。一説によると夏に売り上げの落ちる鰻屋さんに泣きつかれた平賀源内が土用の丑の日に鰻を食べることを推奨したそうです。元々丑の日にうのつく食べ物を食べると夏負けしないと言われていたことに由来するそうです。今は養殖なので旬は無くなったに等しい状況ですが、晩秋から初冬が旬の鰻を旬以外に売り出したのは魔法と言えると思います。

12/24と12/25のクリスマスイブとクリスマスにも魔法がかかっていると思います。この2日間だけキリスト教徒の人も多いことだと思います。ケーキやプレゼントとしてのおもちゃを購入するのはお店の戦略を背景にした魔法だと思います。

土用の丑の日ほどメジャーではありませんが、2/3の恵方巻きもお店のかけた魔法の一つです。

日付に意味を持たせて何かを販売するという意味で、魔法にかかっていると思います。

ひな祭りや子供の日、父の日、母の日、敬老の日は周りの人達に感謝をするという意味から始まったことだと思うので上記の魔法とは違う大切な意味があると私は思います。

イベントも魔法の観点からみると面白いですね。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。