あっち側(糖質依存)とこっち側(糖質回避)

先日の体重が減り過ぎてしまうのでデザートを食べていますで、お伝えしたのですが患者さんに驚かれます。

その際に『世の中の女性を敵に回しますよ』と言われたのですが、私は『敵になるのではなく、こっち側がお得ですよ』とお伝えします。

こっち側とあっち側

こっち側とは糖質回避で糖質依存から抜け出した状態です。あっち側とは糖質依存な状態です。糖質依存から抜け出せば、糖質に対する固執がなくなるので体重は自分の望むまま自由自在になります。増やしたければ糖質を食べ、減らしたければ糖質を控えるだけのことです。

糖質を食べなければ痩せるのはわかっていてもやめられないこと自体が糖質依存の証拠です。タバコの害がわかっていてもやめられない、ニコチン依存の人と全く同じです。アルコールの害がわかっていてもやめられないアルコール依存と同じです。

糖質依存から抜け出せば、お腹も余り空かなくなります。何故なら元々の強い空腹感が糖質依存の禁断症状だからです。

あっち側(糖質依存)の方にはこっち側(糖質依存から抜け出した状態・糖質回避)の心境は理解出来ません。タバコを吸ったことの無い人にタバコをやめられない気持ちがわからない、タバコの魅力自体がわかりません。逆にタバコをやめられない人にとっては、タバコをやめること自体が想像できません。パチンコをしたことが無い人にパチンコ依存の人の気持ちがわからないのも同じです。パチンコ依存の人は、やめることが想像出来ません。むしろしなければいけないと何故か思い込んでしまいます。そのことがやめられない一因となっています。

あっち側とこっち側をわけるもの

あっち側とこっち側を分ける決定的な違いは、食べ物に対して求めるものです。食べ物の選択には二つの意味があります。栄養補給と美味の追求です。美味を追求することがあっち側へ誘います。栄養補給だけを考えればこっち側です。食べることに快楽を求めるか否かです。

あっち側(糖質依存)

あっち側(糖質依存状態)の方は糖質をやめるのは想像できません。根拠は無いにも関わらず、糖質を食べなければいけないと思い込んでいます。(糖質を食べる理由)ちなみに糖質を食べなくても血糖値は維持出来ます。少し食べると余計食べたくなります。一旦食べ始めると止まらないのはそのせいです。強い空腹感という禁断症状に悩まされます。糖質依存の効果により糖質の過剰摂取をしてしまいます。だから太ることが出来るのです(太る理由)。

タバコもやめられない人が大勢いるのですから、糖質もどうしてもやめられない人もおられると思います。仕方がないと思います。糖質過剰摂取による病気の治療費を負担する目的で、糖質に高い税金がかかるようになる時代が来ると思います。

こっち側(糖質依存から抜け出した状態)

こっち側(糖質依存から抜け出した状態)になれば、体重は自由自在になります。何故なら本来の体重の維持が出来るはずだからです。

多くの病気が無くなりそうです。例えば2型糖尿病高血圧各種アレルギー、ニキビが恐らく無くなります。

こっち側に来てみませんか?こっち側の方が明らかにお得ですよ。良いことばかりで害がありません。勇気さえ有れば簡単です。糖質回避教を信じてみてください。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。