欲望に負けて糖質を食べてしまうという心理を考えてみます。
理性が欲望に負けるという表現は、だから自分は悪く無いという言い訳を暗にしているようです(参考文献:アドラーの心理学)。誰に対して言い訳しているのかというと自分に対して言い訳しているのです。自分は悪くないと自分に言い訳して、糖質を食べてしまうのです。
実際には自分の意思で判断し、食べることを選択しただけなのです。
無意識や理性を引き合いに出すのは自分自身に対する言い訳の典型のようです。
つまり無意識のうちに食べてしまったとか、理性に負けて食べてしまったというのは自分に対する言い訳のようです。(実際には食べないということを気にしていないと、知らない間に食べてしまうということはあり得ます。つまり意識が足らなかったことを表すのは確かなようです)
無意識のうちに食べてしまうということは、いつもの癖で食べてしまったということです。
この癖を失くす必要があります。
理性に負けて食べてしまうという心理
理性に負けて食べてしまうというのは、食べるという決断をして理性に負けたという言い訳でしかありません。
さも理性との葛藤があったような表現ですが、アドラーによると現実は違うそうです。
先に食べるという決断をして、理性に負けたという表現をするだけだそうです。
言い訳、つまり自分は悪くないから許してということです。
自分の否を認めないのですから、改善のしようがありません。
言い訳せず、食べたくて食べてしまったと正直に言えばよいのです。
自分の否を認めず言い訳をすることで、自分の心は守りながら結果は食べてしまうのです。
自分の心は守られるかもしれませんが、何も改善しません。
言い訳人間の典型です。結局改善する気はないのです。
糖質を食べることは犯罪を犯すわけではありませんから、他人が責めることではありません。
しかし自分で決めたことを自分に対して言い訳しながら、破っていくのであれば改善は期待できないかもしれません。
このまま言い訳人間で生きていくのか、自分のことを受け止めて改善するのか一度よく考えてみるとよいかもしれませんね。