糖質とは炭水化物の中で人間が消化できない食物繊維を除いたもののことです。糖質と食物繊維を合わせて炭水化物といいます。糖質は直接血糖値を上げることの出来る唯一の栄養素です。
糖質による害は直接血糖値を上昇させること、依存性、糖化産物(仮説)による三つのが考えられます。
血糖値の上昇
食事により血糖値が上下するのが当たり前の常識でしたが、直接血糖値に影響を与えるのは糖質だけのようです。つまりタンパク質や脂質を食べても直接血糖値は上がりません。(参考文献:糖質オフ健康法)
血糖値の上昇が繰り返されることで血糖値を下げるホルモンであるインスリンを分泌する膵臓が耐えきれなくなると2型糖尿病ます。発症初期であれば糖質を避けるだけで、薬無しで治すことも可能なようです。
血糖値の上下が食後の眠気を誘うようです(参考文献:炭水化物が人類を滅ぼす。
依存性
どうやら糖質には依存性があるようです。その証拠に依存の禁断症状が認められます。禁断症状とは強い空腹感のことです。強い空腹感を我慢しているとピークをこえる感覚になることがあります。これが禁断症状を抜けた証拠です。禁断症状でなければ食べ物を食べないのに空腹感が改善する理由が見当たりません。
依存の症状の一つに自己抑制できないということがあります。一度食べ始めるとやめられないということがあります。少したべると余計お腹がすくという不思議な感覚がその原因です。
時間が経つと強い空腹感によりつい糖質を食べてしまいますし、一度食べ始めるとやめられないのが依存の特徴です。
糖質依存の結果、肥満が引き起こされます。だから糖質を避ける知恵だけで痩せることが出来るのです。
糖化産物による病気
血液中のブドウ糖がタンパク質と結合することで生じる糖化産物が免疫機能に働きかける仮説を考えています。
この仮説が正しいかどうかは別にして、糖質を避けることで様々な病気が改善、あるいは治っています。糖質回避による病気の改善率はこちらをご参照ください。例えば花粉症やアトピー性皮膚炎などの各種アレルギーやニキビは改善率から考えて関係は間違い無いと思います。
糖質の害がわかりつつある今…
糖質の害を信じる信じないは宗教と同じで個人の自由ですが、糖質に問題があるのは真理だと思います。
人類は糖質の問題を知った上で、上手に付き合うことが求められていると思います。
糖質の問題に気付かれた江部先生ご兄弟のおかげで、人類は大きな転換点を迎えることになりそうですね。