ダイエットやアレルギーに対して糖質回避を提案すると糖質をやめるなんて無理!と即答される方がおられます。本当に無理でしょうか?
そもそも糖質をやめるのが無理だと思い込んでいるのは、糖質依存の一症状に過ぎません。
糖質をやめるのは難しい問題でも何でもありません。やめないのはただ単にやめたくないだけのことです。誰かが無理矢理食べさせている訳ではありません。糖質の魅力に取り付かれてやめないという決断をした上で、やめられないと言い訳をしているだけに過ぎません。
やりもせずに糖質をやめるのは無理という人は、そもそもやめることは検討していないのです。本当にやめることが出来るかどうか検討していないからこそ、無理と即答出来るのです。先にやめたくないあるいはやめないがあって、答えを探すから無理が答えになるのです。
やめる決心をする勇気が無いことを、(自分のせいではなく)やめられないと言い訳しているに過ぎません。
依存状態の激しい人は、本当にやめられない程病的なのかも知れませんが、病的な依存でなければ簡単にやめられるのかも知れません。
依存の状態の激しい人でも、物事を論理的に考えることで抜け出す糸口を見つけることが出来るかも知れません。
その糸口とは、糖質の食べ過ぎの症状や病気(肥満や糖尿病、各種アレルギーなど)と比較して、天秤にかけてみて良く考えることです。そもそも目先のことしか考えることが出来なければ天秤にかけるのは無理ですが、少しでも冷静に考えることが出来るのであれば検討の余地は十分あります。論理的に考えることが出来れば、やめることは簡単なのかも知れません。