糖質=甘いものだけではない事実

既に何らかの理由で糖質を控えるあるいはやめている方にとっては既に常識の話です。糖質が甘いものだけとは限らず、一般的に炭水化物として知られているものを表す概念です。

私はダイエットやアトピーをはじめ様々な病気を改善するには、糖質を避けると良いですよ(糖質回避教)とお伝えしています。

そう説明すると甘いものを控えると良いということですか?の質問があります。糖質=甘いものというイメージがあるようです。何となく砂糖を控えると良いと考えてしまわれるようです。そこであえて糖質と言わず、炭水化物を控えるように説明します。

糖質は消化されて糖として吸収されるものを言います。元々甘いものは糖質ですが、そのものは糖ではなくても消化されてブドウ糖となるデンプンも糖質もして扱います。デンプンは口の中でよく噛むと唾液中のアミラーゼにより、分解されて麦芽糖に変化するため微かに甘味を感じはしますが砂糖の甘味程強い甘味ではありません。

逆に考えれば身体に入れば同じ糖質として吸収されるのであれば、御飯を食べるよりケーキを食べた方が満足感は高いかも知れません。特に甘いものが好きな方にとっては甘いものの方が遥かに魅力的だと思います。そのため私は体重が減り過ぎないためという言い訳をして、なおかつ血糖値が上がり過ぎないように食後にデザートで甘いものを食べるようにしています。(目論見通り血糖値が上がり過ぎていないかは今の所測定していません。)体重は標準体重を少し下回る程度に適度に維持しています。

糖質は炭水化物から人間が消化できない食物繊維を除いたもののことです。甘いものとは限りません。

糖質は食べないに越したことはありませんが、どうせ食べるなら甘いものを食べる方がお得では無いかと考えています。当然量にもよりますが、三食御飯やパン、麺類の主食を食べるよりも、食後に甘いものを少し食べる方が血糖値の変動は少ないと思います。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。