悪いのは誤解する人?誤解させる人?

何事にも誤解というのは良くあることです。

一般的には誤解してしまった方が損する仕組みになっています。しかし誤解はさせた方が責任を取る仕組みが必要です。何故なら誤解させる方が情報発信を行い、誤解する方が情報を受け取るからです。誤解をさせる情報発信をした人が責任を取らなければ、情報を受け取る側はコントロール出来ないからです。誤解の元は曖昧な表現です。2通り、3通りの解釈が可能な表現をしていることがあります。誤解させる人はAしか解釈があり得ないと考えています。確かに一般的にはAと言う解釈ですが、Bと言う解釈も出来るし、特殊な環境ではCという解釈もあり得ることを知っていれば誤解してしまうことは仕方のないことです。誤解させる人は失言する人と同じで、他の解釈が出来るかもしれないという想像力が働かないのです。

誤解されたとしても誤解した人が悪いと考えるのではなく、誤解される隙のある表現をしていたと反省するのです。誤解させる隙を無くすのです。

少なくとも誤解させる表現をしてしまっていれば、誤解されにくいように表現を改める方が良いと思います。わざと誤解させたり騙すつもりが無いのであれば、誤解はお互い無駄だからです。

情報を受け取る側は表現の曖昧さに気付けば、情報発信者に確認する方がお互いのためになります。

誤解する人・誤解させる人どちらも悪くはありません。悪くはありませんが、誤解はお互いの無駄なので誤解は極力無くす方が良いと思います。誤解はお互いの貴重な時間を無駄にしてしまいます。1人でも誤解した人がいればより誤解の少ない表現を検討してはいかがでしょうか?

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。