赤ちゃんや子供を良く寝かせる方法

赤ちゃんや子供を良く寝かせる方法を考えてみました。
まずは自分自身が良く眠れる方法から類推してみます。良く年を取ると眠れなくなるといいますが、その理由も合わせて考えてみました。

自分自身が良く眠れるのは新しい情報や物事に触れた時です。逆に眠れない時はこれといった新しい情報や物事を経験しなかった時です。驚くほどの新しい情報を知った時には、脳が活性化されるためか8時間から9時間眠ることが出来ます。ここ最近は減りましたが、日によっては11時間を超えて眠ることもありました。このことがわかってからは常に新しい情報、つまり知らないことを探すようにしています。私の場合新しい情報、知らないことは本やネット、ドラマやドキュメンタリーなど興味の湧くことであれば何でも良いようです。一度見た覚えのある情報や物事を見なおしても余り新しい情報とはならないようです。逆に一度見たことがあっても忘れていれば新しい情報となり得ますし、視点が異なり新たな気づきがあれば新しい情報となるようです。
忘れた頃にもう一度見なおすことも私には効果的なようです。

この新しい情報を手に入れると良く眠れることから類推すると、どうやら寝ている間に頭の中で新しい情報を整理しているようです。そのように考えると、赤ちゃんが良く眠ることが出来ることと、年を重ねると共に眠ることの出来る時間が少なくなることの説明がつきます。
赤ちゃんは何もかもが新しい情報なので、すぐに処理仕切れなくなってしまうので眠るのだと思います。一度経験したことは記憶されるので、刺激が少なくなります。赤ちゃんが少しずつ眠る時間が少なくなるのは、新しい情報が減るからだと思います。新しい情報が減るとは、少しずつ周りからの刺激を記憶することで経験済みのことが増えていく結果です。未経験の新しい刺激が少なくなるので、眠っている間に整理しなければならない情報が減るからだと思います。
逆に歳をとってから。眠る時間が少なくなるのは、多くのことを経験しているため、新しい情報や新しい刺激が少ないためだと思います。眠っている間に整理しなければならない情報が少ないため、多くの睡眠を身体が求めなくなるのかもしれません。脳の休息や記憶の整理のためではなく、純粋に身体の休息のためだけに睡眠を求めているのかもしれません。

同じように赤ちゃんや子供達も、新しい情報や刺激や経験したことの無い経験をすると、起きている間に処理仕切れなくなって眠くなるのかもしれません。

赤ちゃんや子供を良く寝かせるためには、新しい刺激を与えると良いのではないかと思います。ここで注意が必要なのは大人の感覚で判断しないことです。大人は似たような刺激を受けたことがあるから赤ちゃんや子供にとって目新しいものでは無いと思っても意外に刺激を受けることがあるようです。逆に大人にとっては違うものに思えても、赤ちゃんや子供にとっては目新しいものでは無い、あるいは興味が湧かないこともあります。あくまでも赤ちゃんや子供が興味を持つ新しい刺激を与えると良く眠ると思います。

赤ちゃんが興味を持つかどうかはキョロキョロするかどうかです。赤ちゃんが良く眠るように色々な所に連れて行ってキョロキョロする所をさかと良いと思います。例えば近くのスーパーでもキョロキョロしていれば赤ちゃんにとって刺激になっているので良く寝てくれると思います。

 

話すことの出来る子供の場合には、子供が興味を持つものを聞き出して新しい刺激を与えてあげると良いと思います。何処に行きたい聞いてみるのです。その中から予算や親の興味の湧くものや、子供にとって新しい刺激になりそうなものを選びます。子供が興味を持つようにアドバイスすることも有効です。また子供も新しい本を読むことでも刺激を受けることが出来るようです。図書館に連れて行って知らない情報に触れさせるのも、よく寝てるれるきっかけになるのかもしれません。

赤ちゃんや子供達に絶えず新しい刺激を加えていれば、疲れ果てて寝てしまうと思います。刺激の工夫をしてみましょう。決してお金のかかることばかりではありません。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。