人は自分に都合の悪いことは理解しようとしません。自分に都合の悪いことは受け入れることが出来ず、最初から拒絶してしまいます。
例えば糖質の害を伝えても、糖質を食べたくて仕方ない人にとっては糖質の害を受け入れることが出来ず、拒絶してしまいます。糖質が原因ですとお伝えしても、ストレスがあったからとか体調が悪かったからとか他の理由を見つけようとされる方がおられます。
自分に都合の悪い情報を拒絶してしまうのです。病気を治したいと思っていても拒絶してしまう人がいるくらいですから、特に目的がない状態で都合の悪いことは拒絶しても当たり前なのかも知れません。
拒絶する目的は都合の悪いことを受け入れないためです。都合の悪いことでも、もしかしたら正しいといけないので、検討しなくて済むように最初から拒絶してしまうのです。
医者の中にも糖質の害を受け入れることができず、検討しなくて済むように拒絶する医者もいます。糖質の害を受け入れると、これまで行っていた治療を全て否定されてしまいかねない理屈なので、受け入れたくない心理が働くようです。これまでの治療法が間違っている訳がない(と思い込んでいる)ので拒絶してしまいます。
自分に都合の悪いことでも拒絶せず、もしかしたら正しいかもしれないと考えて何事も受け入れるつもりで、かと言って情報を鵜呑みにせず、これまでの知識と照らし合わせながら情報を身につけていきましょう。