困ったことに儲け主義の医者がいるのは事実です。儲け主義とは自分の利益を優先する考え方です。そして儲け主義の医者はそれが当たり前だと思い込んでいるので自分が儲け主義だという自覚はありません。だから本人に確認しても否定するだけです。
本人に確認出来ないので客観的に見分ける方法を考えてみます。私の提案する簡単な儲け主義の見分け方は患者さんを怒るかどうかです。勤務医が患者さんを怒るのは別の心理(参考:患者さんを怒る医者の心理を考える)かもしれませんが、開業医で怒る目的の一つは儲け主義の可能性が高いと思います。人の行動には必ず目的があります(目的論)。元々怒る目的が儲けなのです。
例えばやたらと再診を促したり、無駄な検査をしたりします。患者さんのためを装いながら儲けのために再診や検査を促すのです。そして再診しなかったり検査の質問をすると怒り出すのです。何故なら儲けにならないからです。
儲け主義の医者は患者さんを怒ります。何故なら儲けの邪魔になるからです。儲けにならないことを患者さんが言うから怒るのです。例えば質問されると答えなければいけなくなるので時間がかかるため怒るのです。説明をしてもしなくても儲けが変わらないため怒るのではないかと思います。もしかしたら説明が下手なのでうまく説明出来ないから怒るのかもしれません。
儲け以外に怒る目的があるとすれば、他に考えられるのは患者さんを怒る医者の心理をご参照下さい。
もしかしたら私の考え方が間違っているかもしれません。しかしもし本当だとしたらと考えてみて下さい。医者の儲けのために怒られているのかもしれないのです。ぞっとするような話だと思いませんか?いずれにしても怒るような医者は何らかの勘違いをしているのは間違いないはずです。
そして儲け主義の医者は儲けのために病気をわざと治さないのかもしれません。何故なら病気を治してしまうと通ってもらえないからです。必要のない薬を延々と飲み続けるように説明し、中断すると(儲けが減るから)怒るのです。治さないというか、治っていないことにするかもしれないのです。その証拠に病気を次々治していることを話すと、儲けにならないから治さない方が良いのでは?と言う医者がいました。冗談か本気かはわかりませんが、私には本気にとれました。そんな医者がいるのは事実のようですし、その会話からこの話を書くことを思いつきました。
いくら怒っても儲け主義以外は良い先生なのかもしれません。医者の儲けに貢献するのでも良ければ、怒る医者に通い続けると良いと思います。儲け主義の医者が嫌だと思えば、自分が怒られた場合はもちろん、怒る噂のある医者は避ける方が無難だと私は思います。私の考えが一理あるか、間違っているのか考えてみて下さい。