世の中には嘘が平気な人がいます。私は嘘をつくことで金銭的な得をすれば全て詐欺罪を適応すれば良いと考えています。多かれ少なかれ嘘は誰でもつきます。これまで嘘をついたことが無いという人はいないと思います。もし嘘をついたことが無いという人がいればそのことこそが嘘です。ここでいう誰でもつく嘘とは本音と建て前の建て前や、大袈裟に表現することなどを含みます。詳しくは嘘の是非 嘘の善し悪しをご覧ください。
しかしすぐにわかるような明らかな嘘はつかないのが通常です。何故なら嘘は後でわかると恥をかくだけでなく信用を失う分損だからです。嘘つきは泥棒の始まりという諺もあるように、嘘をつくことは良くないことだと教えられて育つのが普通です。
世の中には嘘が平気な人がいます。人は堂々としている人を信じる傾向があります。余りに堂々と嘘をつくと案外見破れないものです。そして嘘が平気な嘘つき人間は意外に多いのかもしれません。テレビに出て話題になった人だけでも、作曲出来ない自称耳の聞こえない作曲家、割烹着で悦に入った記者会見をした自称科学者、最近話題の学歴詐称が明らかとなった自称経営コンサルタントであるタレント、号泣議員など多数あります。
嘘つき人間の心理
有名になったから大問題になっただけで、嘘つき人間は意外に多いのかもしれません。その心理を考えてみます。嘘つき人間は嘘をつくことて損をすることなく得をして生きています。癖のようなもので、嘘に罪悪感がありません。息を吸うのと同じくらい自然に嘘が口をついて出てきます。そしてこれまで嘘をつくことで問い詰められたことがほとんどありません。もし嘘が発覚して嘘が通じなくなると、職場を変わったり引っ越したりして所属するコミュニティを変えることでまた嘘を繰り返します。
嘘つき人間は、本当の自分と理想の自分とのギャップに劣等感を感じることが原因です。普通の人は理想の自分に少しでも近づくために努力します。努力しても理想の自分に近づくことが難しければ、そのことを受け入れます。嘘つき人間は本当の自分を受け入れることが出来ないのです。理想の自分を装うために嘘をつきます。その嘘により得をすることがあれば更に嘘を重ねていきます。
嘘つき人間は言い訳人間でもあります。自分にも言い訳をして嘘をつくのではないでしょうか?
嘘に翻弄されないための対策
相手のことを無条件に信頼するのではなく、些細なことでも確認し信用するために裏付けをとることをお勧めします。何故なら人は誰でも嘘をつく可能性があるからです。後で困ることが無いように確認してみましょう。確認しようとすると、疑うことを非難する人がいますが、やましい心のある人が非難するだけです。やましい心のない人は確認されても何も問題ありませんので非難することはありません。