生き残ることが出来るのは変化出来る人だけ

既に気付いている人も全く気付いていない人もいますが、実は激動の時代です。物凄い勢いで世の中が変わりつつあります。一つの原因は技術革新です。インターネットが様々な事柄を変えてしまいました。そして変えつつあります。将来営業マンがいなくなるのは既に書いた通りです。わざわざ営業マンから割高な商品を買わないからです。営業マンがいなくなるのは早いか遅いかの違いです。製薬会社でも動きの早い企業は既に営業マンの人数を減らしはじめました。

これからの時代生き残ることが出来るのは変化出来る人だけです。何故なら環境が変化するので、変化に合わせて自らが変わるしか無いのです。人は自分に都合の悪い情報を信じようとしない傾向がありますので、変化しなくて良いのではないかと考えがちです。しかし環境が変化することは間違いありません。環境が変化するのに変わらなくて良い理由はないはずです。

生物の進化の歴史においても変化に適応出来た生物のみが子孫を残し、生き残ることが出来ました。同じようなことが人間社会においても繰り広げられるのです。というよりも既に繰り広げられています。消費者に求められる商品は売れますが、消費者に受け入れられない商品は淘汰されました。商品だけでなく仕事も技術革新により淘汰されたものがいくつもあります。例えば新聞や雑誌の活字を選ぶ写植という仕事は完全にワープロやコンピュータに奪われました。路線バスの車掌さんもワンマンカーになったため必要なくなりました。踏切の遮断機の上げ下ろしをする係員も自動の遮断機にとって代わられました。このようにいつの間にか仕事が失われているのです。

資本主義による競争が人類に適しているのは、自然界の自然淘汰の仕組みに似ているからです。生存競争に生き残った人類の進化の歴史を踏襲するものだから適しているのです。

環境の変化は当たり前です。その当たり前に対応するために自らが変化出来る人だけです。そして間違った変化をしてしまうと一番に淘汰されます。適切な変化を出来るように未来を見据えて物事を考えるようにしましょう。

 

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。