霜降り牛肉の牛は糖質依存の産物では?

霜降りの牛肉は柔らかいため日本人に好まれています。

霜降り牛肉は赤身である筋肉の中にサシとして脂肪が入り込んでいる状態です。冷静に考えれば脂肪が異常な状態で筋肉の中に入り込んでいるようです。元々牛は進化の過程で脂肪がつく程食べ物を食べることがなかったのではないかと思います。人間は皮下脂肪として蓄えますが、牛は豚のように皮下脂肪を蓄えることが出来ないのではないかと思います。そのため取りすぎた栄養は筋肉の間に蓄えるのではないかと思います。

本来なら動物には食べ過ぎて太らない仕組みが備わっているはずです。何故なら食べ過ぎて太ると他の肉食動物に食べられていますからです。にも関わらず霜降り牛肉は余分に脂肪を蓄えています。

その理由を考えてみました。一言で言えば牛の糖質依存です。牧草を食べて育つ牛は霜降り牛肉になることはないでしょう。何故なら牧草では糖質の量が少なく依存出来ないからです。糖質であるトウモロコシなどを大量に食べさせられることで糖質依存に陥り、過剰摂取をするため取りすぎた糖質を脂肪として蓄えるようです。

畜産農家の方は牛の糖質依存の知識はなくても、経験的に糖質を食べさせると霜降り牛肉になることを知っているのかもしれません。一部の畜産農家では牛にビールを飲ませるようですが、もしかしたらアルコール依存に陥らせることで過剰摂取を促すのかもしれません。霜降り牛肉を作る畜産農家の方に糖質依存の考え方が伝わればより効率的に霜降り牛肉を作り出すことが出来るようになるかもしれません。

人間が肉を食べるだけなら糖質依存にはなりません。人間が糖質依存から抜け出す代わりに牛に糖質依存になってもらい、その肉を食べるという考え方もあるのかもしれません。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。