空腹感を我慢していると空腹に慣れるように感じます。このことには二つの意味があります。一つはピークをこえた感覚、もう一つは何回も繰り返すことで余りお腹が空かなくなることです。前者は糖質依存の禁断症状、後者は糖質依存から抜け出すことを表します。それらのことを解説していきます。
余りお腹が空かなくなるのです。糖質依存の概念を知っていれば理由の説明は簡単です。空腹感を我慢することで糖質依存から抜け出すことが出来た結果、空腹感を感じにくくなるのです。そもそも我慢出来ない程の空腹感は糖質依存の禁断症状なのですから、糖質依存がなくなれば禁断症状が消えるのは当然です。糖質依存の禁断症状である証拠に空腹感を我慢しているとピークをこえた感覚を経験します。禁断症状ではないと仮定すると排尿や排便しない限りおさまらない尿意や便意のように、食べない限り空腹感がおさまらないはずです。現実にはピークをこえた感覚があるので禁断症状です。
糖質依存のことを理解すると解決策も簡単にわかります。糖質回避をするだけです。タンパク質と脂質はお腹いっぱい食べることが出来るので比較的簡単です。