競うのはお得だけど争いは損な理由

競うのはお得で争いはお互いが損です。

競うこと

競争相手がいなければ良いのにと考えてしまうことがありますが、実は競うことでお互いが高め合うことが出来ます。スポーツなどで競うのも最大限の努力を引き出すためです。そもそもベストを尽くす目的で競うのです。競って勝つことを目的と取り違えている人もいますが、本来は最善を尽くすために競うのです。競うことにより、お互い同士が高め合うことが出来るのでお得です。

競うことはお互いの目的が同じ方向を向いています。勝つことが目的ではなく、最善を尽くすことです。そのため競うことは足し算、場合によっては掛け算です。だから運動会で順位をつけないということは、本来の意味がわかっていない証です。

争い

争いはお互いが潰し合うので勝ち負けが出ても、争う前から考えると何も生み出しません。最大の争いである戦争を考えてみると明らかです。勝ち負けにより賠償金として多少の富の移動はあっても、争いによって失うものに比べたら得る物は極僅かです。

争うことはお互いの目的が相手に勝つことです。相手に勝つために争うので、目的が向き合ってしまいます。お互いの関係を壊してしまったり、直接危害を加えたりしてしまいます。そのため何も生み出さず、何かが壊れてしまうので引き算です。後始末を考えるともしかしたらマイナスの掛け算なのかもしれません。

争うのは無駄なこと

競うことはお互い高め合う意味がありますが、争うことは何かを壊してしまうだけで意味はありません。意味のないことをするのは無駄です。

無駄な争いを仕掛けられても、争わなくて済む方法を探すべきです。確かに降りかかる火の粉は払わねばなりませんが、極力争うことは避ける方がお得です。争うことで何も生み出せないからです。

火の粉が降りかかることのないように、前もって知恵を働かせる方が更にお得かもしれません。

今の政治は競うのではなく、争っているように感じるのは私だけでしょうか?

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。