物事をよく考えてから話す人と大して考えずに話す人がいます。
考えてから話す人
物事をよく考えてから話す人は、話す内容を吟味し、最適な言葉を選んで話すようにします。口から出る言葉は多くの内容から選び出された言葉なのです。そのため誤解されることが少なく、多くの場合真意もキチンと伝わります。あらかじめよく考えてあるので、聞き返されても言葉を言い換えることで相手にわかりやすく伝わります。よく考えてから話すので失言することはほとんどありません。
いわば大人の話し方です。
考えずに話す人
一方大して考えずに話す人は思いついたことを吟味することなく口にします。相手に不快感を与えることもありますし、誤解を招くような言い方をすることがよくあります。何より深く考えていないので話した内容をよく覚えていないこともあるようです。聞き返されても、相手の聞きたいことを上手に説明出来ないことも多いようです。大して考えずに話すので、選ぶ程内容を理解しておらず言い換えることも苦手です。失言する人の多くが大して考えずに話す人のようです。
いわば子供の話し方です。相手の受け取り方をあらかじめ想像するという視点がないまま大人になってしまっただけなのかもしれません。
周りの人が、考えて話す人か考えずに話す人か観察してみるのも面白いかもしれません。