初めて話す、初めて聞き取るの違い

赤ちゃんが初めて言葉を話すと親としては大喜びします。

しかし赤ちゃんは親が聞き取るもっと前に、話をしているようです。だから初めて言葉を話したというのは大人の理屈です。正確には赤ちゃんが話している言葉を初めて理解出来たようです。いずれも嬉しいことに変わりはありませんが、赤ちゃんが大人が考えているよりもはるかに能力が高いようです。ただ大人は赤ちゃんの頃のことを忘れてしまっているので、理解出来ないのです。

赤ちゃんの発する意味をなさないと考えられている喃語は、赤ちゃんなりに大人の言葉を真似しようとしているのかもしれません。ただ声の発し方がわからないため大人が聞き取ることの出来る声が出せないだけのようです。赤ちゃんに話しかけると言葉として聞き取ることは出来ませんが、音程の変化は真似しようとしていることから考えつきました。

赤ちゃんは言葉と話すことの出来るようになるずっと前から、言葉を理解し、真似しようとしているようです。赤ちゃんは言葉を話すようになるまで言葉はわからないと考えられがちですが、大人が考えている以上に能力を秘めているようです。赤ちゃんのそんな無限の可能性を見出してみてあげて下さい。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。