人は肩書きで情報の真偽を判断しがちです。弁護士が言っているから確からしい。医者が言っているから確かだと思う。大学教授が言っているのだから間違いないといった具合です。
判断する基準が明確ではないため、肩書きで情報の真偽を判断してしまうのです。弁護士だから正しいとは限りませんし、医者だから正しいとは限りません。大学教授が言っていることが正解とは限りません。確かに何の肩書きもない人の発言よりは信頼出来る可能性はあります。何故なら弁護士や医者、大学教授になる前に選別を受けているからです。注意が必要なのは弁護士や医者、大学教授になるための選別であって、その後の発言すべてを肩書きが保証している訳ではないことです。
いくら肩書きが立派でも、個別の発言はその人個人の見解の域を出ない可能性があることを知っておく方がお得です。その人が正しいとは限らないのです。学会などで多くの人が認めていても、最終的な真偽は実は自分で判断するしかありません。
このサイトで糖質のことや、様々な病気が治ることや糖質依存などの考え方を提唱しています。私は医者であることは公表していますが、所属や名前は公表していません。誰が言ったとしても真実は一つです。私が誰であろうとも、真偽に関係はありません。真偽はご自分で判断してもらえば良いと考えています。
医者などの専門家が必ず正しいと考えるのは間違いです。何故なら専門家といえど人間なので、損得を考える人が多いからです。損になることは言わない可能性が高く、自分自身の利益になることを言っているだけかもしれないのです。全員が全員、損得だけで行動する訳ではありませんが、専門家の中にも損得で行動する人が混じっていることを知っておいても良いと私は思います。特にテレビに出る専門家の人達は目的が正しいことを伝えるよりも視聴率を取ることに傾いている可能性があることも知っておいても良いかもしれません。
いずれにしても、専門家と言われる人達の発言を肩書きによって信じ込んで鵜呑みにはせず、自分自身で判断するようにする方がお得です。良かったらそのように考えてみて下さい。