産後うつの原因 が糖質の摂りすぎ(仮説)

産後うつという病気があります。
出産後の女性にみられる症状で、気分が落ち込んでしまいます。その原因が糖質の食べ過ぎではないかという仮説です。

出産により家族が1人増えることで、これまで無かった負担が大きく増えてしまいます。1人目であれば全く経験したことのない初めての子育てで何もかも手探りで行うことになります。2人目であれば赤ちゃんのお世話だけでなく、上の子もみながら赤ちゃんのお世話をするという初めての2人の子育てに追われてしまいます。

夜中に赤ちゃんが泣き出して寝不足になることもうつに陥る原因の一つと考えられます。

出産・7に伴いホルモンの分泌が変わることも原因となります。

これらは良く言われていることです。

産後うつの原因の仮説

では産後うつの原因の仮説を一つ書いてみます。実は私は産後うつに限らず、うつ病の原因は炭水化物・糖質だと考えています。そのためうつ病の一種である産後うつの原因も炭水化物・糖質だと考えます。

アメリカの神経学者の書いた本、いつものパンがあなたを殺すではうつ病の原因はパンの小麦に含まれるタンパク質、グルテンだと書いています。アメリカ人の多くは炭水化物としてパンを食べるので、結果としてグルテンに反応しているようです。そのためアメリカ人であれば原因を炭水化物ではなくグルテンと考えても差し障りがないのではないかと私は思います。

全ての人に当てはまるように正確に考えてみると、グルテンが原因ではなく糖質が原因だと辻褄が合うと思います。糖質が原因と考える仮説は糖化産物です。

うつ病の原因は糖質による血糖値の上昇に伴い、脳内で糖化産物が産生されることで正常な脳の活動を阻害することによると思います。一つの根拠は私が糖質を食べると考えがまとまらなくなるからです。そして糖質を食べていると、様々なことで悩んでしまうのです。糖質を控えると不思議なほど答えが自然と出てきます。意外なことに糖質が精神に影響を与えるようです。少なくとも糖質は私の精神に影響を及ぼすので、私は日頃糖質を食べないようにしています。糖質を食べると考える能率が下がるので時間がもったいないのです。

産後うつの原因が炭水化物・糖質だと考える根拠は上記以外に、母乳を多くだすために炭水化物を多く食べるように勧められていることです。母乳のために炭水化物を多く食べるという発想が、産後うつを招いているという仮説です。更に糖質依存に陥ると悪循環から抜け出せなくなってしまいます。

少なくとも乳児湿疹の原因の多くは、母親の摂取した炭水化物・糖質が原因です。赤ちゃんに病的な状態、乳児湿疹を引き起こす程炭水化物を食べることが正常とは思えません。産後うつで悩んでいれば、一度炭水化物・糖質を控える糖質回避を試してみることをお勧めします。万が一糖質回避により母乳の出方が悪くなった場合には、母乳の出る程度をみながら食べる量を調節してみて下さい。

炭水化物・糖質は消化されブドウ糖となって吸収されるだけです。直接血糖値を上昇させる働きしかありません。ブドウ糖から脂肪分やタンパク質が主体の母乳が作られるのであれば大変複雑な反応がなされていることになります。単純に考えれば、わざわざ効率の悪いブドウ糖から作り出すよりも、食べたタンパク質や脂肪から母乳を作っているのではないかと思います。

ちなみに私は乳腺炎の原因も炭水化物・糖質の食べ過ぎだと考えています。

突拍子もない話ですが、もし万が一本当に炭水化物・糖質が産後うつの原因であれば、炭水化物を食べるよ促す母乳指導は完全な間違いということになります。

もしかしたらお米を食べるように勧めているのは、江戸時代やそれ以前の大昔、お米がご馳走だった名残りなのかも知れません。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。