様々な物事でブームが起こります。お金の使い方のブームがバブル経済を引き起こしましたし、健康ブームが偏った消費を引き起こし品切れを起こしました。
何故ブームは起こるのでしょうか?ブームの起こる理由は「衝動買いの心理」が関係ありそうです。衝動買いの心理とは、商品の価値を本来の魅力以上に錯覚してしまい、今買わないと手に入らないと焦ってしまうことでつい買ってしまうのです。ブームが起こるのはこの「衝動買いの心理」がみんなに起こることで、慌てて行動してしまうのです。「衝動買いの心理」の際に問題となるのは、錯覚と思い込みにより冷静な判断が出来なくなることです。ブームも錯覚と思い込みにより冷静に判断される前に行動してしまうことが原因です。
ブームの元は、今行動しないと損をするという思い込みの連鎖により起こります。ブームに乗って行動して後で後悔するのは、冷静な判断をしていないからです。「衝動買いの心理」から抜け出し冷静に判断すると、何故ブームに乗ったのかわからないため後悔するのです。考えて行動したつもりで、「衝動買いの心理」により錯覚に陥っていたのです。
安易にブームに乗らないために冷静に判断することが大切です。簡単な対策は「衝動買いの心理」の対策と同じで、行動を決める前に10分待ってから改めて考えることです。魔法が解けたように10分経つと冷静に考えることが出来ます。10分間は別のことを考えることをお勧めします。考え続けて10分経っても錯覚から抜け出すことが出来ないからです。
人々がブームに踊らされないために、「衝動買いの心理」の対策を広めると良いと私は思います。衝動買いが全く無くなると景気は一時的に悪くなるかも知れませんが、無駄が無くなるためお金の使い方が上手になってみんなが幸せになると私は思います。