あえて個人名は出しませんが「浪速のエリカ様」と言われている国会議員がいます。ある政党の比例代表でしたが、様々な問題により政党からは除名されました。政党の比例代表だったため辞職を追求されたものの「浪速のエリカ様」と異名をもらう対応で、居座り無所属議員として活動しています。
その「浪速のエリカ様」は突然芸能事務所社長にツイッターで噛み付いたようです。相手にしてもらえなかったようですが、今度は国会で話題にすると息巻いているようです。
人の行動には必ず目的があります(目的論)。本人が気付いて自覚しているか自覚していないかは別問題です。目的を御本人に聞いてみたいところですが、恐らく自覚していないと思われますので想像してみたいと思います。そして本人に聞いた訳ではありませんので、ただの私の空想です。そのことを踏まえて読み進めていただければと思います。
私は言い掛かりをつけているのは、自分の存在意義を周囲にアピールすることが目的だと思います。目的が存在意義のアピールであれば、騒がれれば内容は何でも構わないのです。いわば自分で火をつけて火事だと騒いでいるようなものです。騒ぐことが目的ですから、自分の起こしてしまった火事の内容そのものはどうでも良いのです。
言い換えると世間を相手に構ってチャン状態です。何もしないと世間から忘れられるので構ってもらえるようにネタを提供しているのです。
グレる子供の心理
褒めてもらいたくても褒めてもらえない、称賛を浴びたくても称賛してもらえないことに気付いた子供に似ています。構って欲しい子供は称賛は無理だと悟ると、悪いことをするようになるのです。構ってもらう目的で子供たちはグレるのです。子供は周囲の無関心よりも、怒られることを望むのです。悪いことをしてでも構ってもらいたい子供の心理と恐らく似ていると私は思います。ちなみに構ってもらうために悪いことをする子供を怒ると逆効果です。何故するのかを聞いても、構ってもらうためとは言えない(本人も自覚していないから)ので周囲の人達は理解出来ません。正解は悪いことをして責めるのではなく、構って欲しかったことを受け入れてあげることです。そして悪いこと自体は淡々と処理することです。悪いことをすると怒られるとはいえしっかりと構ってもらえるという成功体験にしてしまわないことです。そしてどのように構って欲しかったのかを聞いてみることです。
生暖かい目で見守る
「浪速のエリカ様」は目的が世間に相手にしてもらうことですから、メディアが騒ぐと思うツボ・逆効果です。成功体験として繰り返してしまいます。次に言い掛かりをつけられた人が、「グレる子供と同じで、構って欲しいんですね。そっとしておいてあげましょう」と大人の対応をすることです。次に誰か言い掛かりをつけられることがあればその人に教えてあげて下さい。
本家エリカ様は抜群のルックスと演技力があるので復活出来ましたが、「浪速のエリカ様」は…。賞味期限ならぬ話題期限(世間が話題にしてくれる期間)は長くて2年3ヶ月。本人なりに世間に相手にしてもらうために必死な心理を、生暖かい目で見守ってあげましょう。