医者が余るのは間違いありません。何故なら人工知能により全ての診断を生身の医者がする必要がなくなることと、糖質回避により糖質による病気そのものがなくなるからです。詳しくは近い将来医者が余る二つの理由、近い将来医者が余る三つ目の理由をご覧ください。
虫歯予防のおかげで虫歯が激減するため歯科医師は余ると思います。というよりも既に歯科医師は過剰な状態です。開業できる甲斐性のある歯科医師は開業していますが、開業する甲斐性のない歯科医師は勤務歯科医として雇われるしかありません。そのため勤務歯科医は過剰なため、需要と供給のバランスで待遇が悪くなっているのが現状です。
人口も減少しますし、予防医学の発達により更に虫歯は減る見通しです。その意味では歯科医師の将来性は暗く思えますが、実は医者よりは明るいと思います。何故なら予防医学が発達したとしても、虫歯そのものが無くなることは無さそうだからです。更に歯科医師の手技を機械に代替することは、現在の技術の延長線上では非常に困難だからです。現時点で処置点数が低いため、機械化する費用は賄うことは出来そうもありません。経済的な観点から歯科医師の手技が機械化される可能性は極めて低いと思います。この意味で医者よりも歯科医師の方が将来性があると私は思います。実際には医者の将来性は診療科によって異なるので一概にはいえませんが、全体的に考えれば歯科医師の方が機械化の可能性が低い分将来性が明るいように私は思います。
医者と比較すると歯科医師の方が将来性が明るいようですが、今の歯科医師と比較すると将来性は明るくはなさそうです。工夫する知恵のある歯科医師だけが生き残ることが出来る時代がやってくるのでしょう。