会議などの話し合いで混乱することがあります。以前書いたことがあるように、混乱の一番の解決策は目的を明確にすることです。今回は話し合いが混乱する理由を考えてみます。
話し合いが混乱する最大の理由は、論点がズレてしまうことです。論点がズレるとは議論していることとは直接関係ないことを話しはじめることです。論点がズレたまま直接関係ない話が続くので、益々混乱してしまうのです。一番の問題は論点がズレていても論点からズレている自覚がないことです。論点が少しでもズレた時点ですぐに修正することが大切です。
議論の混乱を避けるためには、何よりも論点がズレたことをいち早く気付く知恵が必要です。つまり議論している内容と直接関係がないと判断した時点で、議論の脱線を切り捨てるのです。その議論の脱線に気付くことの出来る人が議事進行をするべきです。逆に議論がズレていても修正出来ないのであれば、議事進行を誰か別の人に変わるべきです。何故なら議論のズレに気付くことが出来ない人達がどれだけ時間をかけて議論しても、有意義な結論に辿り着くことの出来る可能性は限りなくゼロに近いからです。
話し合いが混乱する理由は、議事進行係が議論の論点わ把握出来ていないことです。
議事進行係を変更出来ないのであれば、せめて目的を明確にすることで目的を議論するようにして無駄な議論を避けましょう。