いつも腹を立てている人の心理

世の中にはいつも腹を立てている人がいます。腹を立てる対象が他人に対して腹を立てるか、社会の仕組みに対して腹を立てるのかによって考え方が異なります。

他人に対していつも腹を立てている人

他人に対していつも腹を立てているのは、一言で言えば自分が常に正しいと考えているからです。

自分が常に正しいと考えることができるため、周りの人に腹を立てることができるのです。普通の人はいつも腹を立てるような事はありません。時折腹を立てることあったとしても、いつも腹を立てるという事はありえないのです。なぜなら常に自分が正しいと言う事はありえないことを理解しているからです。逆に言えば、いつも腹を立てている人は自分が常に正しいと言う考えにとらわれているのです。あたかも小さい子供が常に正しいと考えていることに似ています。いつも腹を立てているとは、もしかしたら自分が悪いかもしれないと言う立場に立てない人なのかもしれません。

世の中の仕組みに対して腹を立てている人

世の中の仕組みにいつも腹を立てている人は、物事の矛盾点に気づくのかもしれません。矛盾が解消されていないことが腹立たしく考えているのです。発想力が豊かなため自分なら解決できる矛盾点が解消されてないことに腹を立ているのかもしれません。もしかしたらものすごく才能豊かな人なのかもしれません。そのため世の中の仕組みにいつも腹を立てている人が、政治家や公務員になり発想力を生かすことで世の中を変える原動力になるのかもしれません。もしくは世の中の仕組みの矛盾点をつき、その矛盾を解消することを商売にすると言う企業家として成功するのかもしれません。

世の中の仕組みにいつも腹を立てる人の中には、物事を一面的にしか理解していないため、腹を立ているだけの人もいます。つまり自分の勉強不足、理解不足を知らないだけです。

腹を立てる対象

他人に対していつも腹を立てているのは、まだ世の中をしらない幼稚なだけかもしれません。自分のことを差し置いて他人に腹を立ててしまうのです。見方を変えると幸せな人なのかもしれません。何故なら自分が常に正しいと思えるからです。しかし腹を立てているだけなら良いですが、自分が常に正しいことを他人に強要するようになると大変です。いずれにしても距離を置く方が良いでしょう。

世の中の仕組みの矛盾に対していつも腹を立てているのは、矛盾点に気づくのかもしれません。しかしただの勉強不足で腹を立てているだけかもしれません。腹を立てている内容によりただの勉強不足か、鋭い指摘か見極める必要があります。勉強不足であれば教えてあげると良いかもしれません。鋭い指摘をする人であれば、将来世の中を変える人物になるかもしれません。

 

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。