世間一般ではカロリー説が信じられており、カロリーの高い脂質・脂肪は健康の敵とみなされています。しかし世紀のの大どんでん返しが起こりました。糖質こそが真犯人で脂質は味方であることがわかりました。そのことを書いていきたいと思います。
世紀の大どんでん返しとは「糖質の摂取量に伴い死亡リスクが高まり、脂質の摂取量に伴い死亡リスクが下がる」という13万5千人もの解析の結果わかったことが論文として国際的に有名な医学雑誌Lancetに掲載されたことです。つまり糖質が本当の敵で脂質は味方だったということです。言い換えると糖質を闇雲に食べるのは危険で脂質を制限する方が死亡リスクが高まるため、勿体無いという考え方です。
そもそもカロリー説が間違っているので、脂質を悪者する『意味』はありません。更に脂質を摂ることの利点が証明されたのだと思います。
血中のコレステロールを下げる薬がありますが、認知症の危険性を高めると主張している神経学者がいますが、私も高脂血症の治療は必要ないと考えています(参考:いつものパンがあなたを殺す)。
脂質を食べない方が健康と考えるのは、カロリー教という間違った宗教の信者の証です。医者が未だに脂質を食べないように主張するのはただの知識不足あるいは勉強不足です。脂質や脂肪を制限する人は、脂質のメリットと糖質の危険性をまだ知らない人なのです。脂質や脂肪を制限するかどうかで、カロリー教の信者か、糖質の危険性を知らないことがわかります。
健康のために揚げ物を控える『意味』はありませんし、健康のためにお米を積極的に食べるのは勿体無い考え方です。
真実は一つしかありません。糖質の食べ過ぎが本当の敵で、脂質は積極的に食べる方が健康だということです。真実は変わりません。いつになったら受け入れるかに過ぎません。いずれ受け入れることになるのですら、どうせなら早く受け入れる方が健康でお得だと思います。
残念なことに糖質を控え、脂質を摂る方が良いことはテレビなどでは広まらないと思います。何故ならテレビや新聞のスポンサーが嫌がるからです。テレビではスポンサーに都合の良い情報しか流さないからです。テレビや新聞以外の情報源から正しい情報を出来るだけ早く手に入れるようにしましょう。