国と国とで話し合って決めた合意を反故にしようとしている国があります。一方的に反故にしようとしているのは慰安婦問題についての合意です。
過去に拘るのは目的があります。対等な立場に満足出来ず、過去を持ち出すことで優位に立ちたい現れでしょう。更に某国の政府が慰安婦問題を蒸し返す目的は国内での人気取りです。つまり大統領でいるために、国と国との合意を反故にしようとしてしるようです。未来を見据えていれば、過去に拘ることはやめるはずです。何故なら過去には戻ることが出来ないからです。出来るとすれば過去から学び取ることだけです。つまり戦争などしてはいけない。だから過去に拘ることをやめ国同士が仲良くする方法を模索するべきです。
お互いが納得し合意した物事を、自分の理屈で蒸し返すのは子供のやることです。
「今日はお菓子は買わないと言ったよね?」「でもお菓子欲しいんだもん」
このような子供の会話と何ら変わりません。
約束を一方的に破る人がいれば、周りの人達はどのように扱うでしょう?相手にしなくなるのではないでしょうか?何故なら都合が悪くなると約束を一方的に破る可能性があるからです。
嘘ばかりつく子供の友達がどんどんいなくなってしまうのと同じです。
国にしろ人にしろ、どうしても付き合いをしなければ仕方ないような、貴重な資源を持っていれば話は別ですが、貴重な資源がある訳でなければ相手にされなくなるでしょう。
特に先進国はお互いの合意した約束は守るという信頼関係の上で成り立っています。その信頼関係を一方的に反故にする国を国際社会は先進国とは認めなくなるでしょう。いわば約束を守るという常識です。その常識を学ぶ前に経済が発展してしまったため先進国に仲間入りをしてしまったのです。まだ常識を身につけていないお金持ちの世間知らずの子供のように扱うべきでしょう。国際ルールを知らない子供なのですから怒っても仕方がありません。大人として、一方的に自分の都合で駄々をこねても相手にされないことを教えてあげるべきでしょう。
相手に大人のマナーを教えてあげる格好の舞台は、日本の総理大臣が来年招かれているイベントに行けないと伝えることです。本当に来て欲しいと考えていれば、慰安婦問題を蒸し返したことに対して謝罪するべきです。
私の空想に過ぎませんが、慰安婦問題を蒸し返しても日本の総理大臣はイベントに来ると期待していたのではないかと思います。慰安婦問題を蒸し返してもやって来たから、日本は蒸し返すことを受け入れたと国内にアピールすることで、人気を得ようとしたのではないかと思います。イベントに来ないと日本が言い出すことを想定していなかったのだはないかと思います。何故ならわざわざ開催が一部で不安視されているイベント前に、慰安婦問題を蒸し返す必要がないからです。イベントが終わった後で蒸し返す方が波風が起こらないからです。この点でも自分達の視点からしか物事を判断出来ない子供のようだと私は思ってしまいます。その証拠に某国国内の新聞でさえも国際社会の信用を失う不安が書かれ、慎重に対応するように求めています。
国としての対応を誤れば、国際的なイベントさえも開くことが出来なくなる可能性があることを知らないのかもしれませんね。
早く国際社会のマナーを身につけてくれることを祈っています。