怪しいショートメールが届いた時の対処法

先程私の携帯電話に突然怪しいショートが届きました。

ご利用料金のお支払い確認が取れておりません。本日中に 06-6319-83xx お客様センター迄ご連絡ください。

という内容でした。

突然届くので混乱して電話してしまう人を狙った詐欺のようです。ただ本当だったらどうしようと不安になるのも仕方のないことです。

そこで私の行なっている対処法を掲載してみます。気付いている人は早くからされていると思います。

一言で言えば、「記載されている電話番号をネット検索する」というものです。

今回ショートメールにあった電話の検索結果はこちらです。何と検索の10分前に書き込まれたサイトに問い合わせが急増しています。とありました。一斉にショートメールを送信したようです。サイトによっては電話番号の問い合わせの数を掲載してある場合もありますが、そもそもこのようなサイトで検索される時点でかなり怪しい電話番号です。そっとしておくことをお勧めします。

この電話番号を検索するのは、ワン切りや登録のない電話番号からの電話にも有効です。折り返し電話する前に検索してることをお勧めします。

世の中は基本的にお金と交換の原則があるので、先に商品や情報を受け取って後払いということは極めて少ないと思います。通販なら先払いか代金引換がその良い例です。ネットとクレジットカードが発達したので、すぐに決済が終わってしまうのに業者としても、代金の回収に失敗する可能性のある後払いにする理由がありません。何のご利用料金かも書いていない時点で怪しさ満載です。

皆さん気をつけましょう。

糖尿病・薬無し食事の仕方での血糖値推移

以前は糖尿の薬を飲みながら食事指導を行い血糖値が下がったことを報告しました(参考:食事指導による食後血糖値とHbA1cの変化)が、今回は糖尿病の患者さんに御協力頂いて薬無しでで食事指導での血糖値推移を測定することが出来たので掲載してみます。
詳細は不明ですが、元々は他院で糖尿病の薬を飲まれていたそうです。思うところがあったそうで薬を自己判断でやめておられた状態で、別件で診察することになりました。お話をしていると食事の仕方での血糖値の改善に興味を持っていただき、実践していただくことになりました。
血糖値とHbA1cを測定しながら効果を確認してみました。

食事指導なしの状態でHbA1cが10.9、空腹時血糖値が235mg/dlでした。
その際の食事の仕方はパンだけ食べておられました(参考:血糖値の上がりにくい食べ方 2017年版)し、食後果物を食べておられました(参考:血糖値の上がりにくい食べ方 2018年版)。
患者さんと相談の上、薬はなしで食事指導でどれだけ改善するか実践していただくことと致しました。

1ヶ月後パンだけは避けて何かと一緒に食べていただくようにしてもらいました。果物に関しては果物自体を控えておられました。
2ヶ月後にはパンだけは避けていただき、果物は食べておられましたが食事とは時間をずらして間食として食べておられました。
その後も同様に食べていただいていました。
小分けで食べる食べ方(参考:血糖値の上がりにくい食べ方 2019年版)もお伝えしましたが、お仕事をされていることもあり実践されるのは難しかったようです。

検査結果はHbA1c、空腹時血糖は下がっていきました。

HbA1cはゆっくりですが下がっていましたが、空腹時血糖値が2ヶ月後142mg/dlが3ヶ月後140mg/dlとほぼ横ばいになっていました。

主食を完全にやめてもらった方ほどの急激な下がり方はしませんでした。

2型糖尿病が無くなりました
2型糖尿病が失くなりました

食べ方での血糖コントロールの限界かとも思い、今度は糖質の量を減らしてみてもらうことを提案してみました。御理解は頂いたものの実践していただくのはなかなか難しいようでした。小分けで食べてもらうことも提案してみましたが、お仕事の都合上難しいそうでした。
今後の推移に大変興味がありましたが、事情により3ヶ月で終了となりました。
以前かかっていた先生に改めて受診されることになったそうです。

糖質は食べながら食べ方を変えるだけでどれだけ改善するのか大変興味がありましたが、残念ながら今回は最後まで見届けることは出来ませんでした。再診されることがあれば追加報告させていただければと思います。

今回の方から学んだことは、食べ方で血糖値は改善しそうだということです。
しかし薬が必要ないほど血糖値が下がるかどうかは不明だということです。
他に試してみる手段としては、血糖値の上がりにくい食べ方2019年版に書いている、小分けで食べる食べ方です。3食で食べるという常識を捨てて、5食・6食、あるいは8食・9食に小分けして食べる食べ方です。仕事や学業など制約のある方は難しいかもしれませんが、定年退職後の方などは実践しやすいのではないかと思います。

他の患者さんも御協力頂ける方がおられれば、食べ方での血糖値推移は試してみたいと思います。

ガン(悪性腫瘍、癌)の治し方(仮説)

先日知人から相談を受けました。伝聞の伝聞なので詳細は不明ですが、膵ガンで肝転移があり治療が難しく緩和ケアを勧められたそうです。何とか治すための治療法がないかと考えておられるようで、セカンドオピニオンを含めて良い病院がないかという相談でした。抗ガン剤などの治療をされたかどうかはわかりませんが、診断されてからしばらく時間が経っているそうなので恐らくされたのではないかと思います。その結果緩和ケアを勧められたようです。

結論を言えばその状況での西洋医学での治療は難しいと思います。選択肢としては日本ではまだ保険適応のない海外の薬を輸入して治療することは可能かもしれませんが、莫大な費用がかかりますし効果は未知数のため現実的ではないと思います。

現実問題としてセカンドオピニオンを受けられたとしても、結果は変わらないと思いますとお伝えしました。

さらに加えて私の考えている仮説をお伝えしました。

効果があるかどうか未知数ですが、現在の西洋医学では治癒は極めて困難で、延命も難しいと思います。

可能性があるとすれば、私の考えている診断と治療を兼ねた食事療法である診断的食事療法しかないと思います。
効果がない可能性も勿論ありますが、私の理屈は害が無いので試してみられてはどうかと思います。
効果がなくてもすいませんとしか言えませんが…

また下記の仮説を試してみて体調を崩すようであれば、やめるようにしてください。

仮説を考えた根拠

現時点ではガン(悪性腫瘍、癌)を治したという実績はありませんが、子宮頚がんの前癌病変は食事の仕方で現時点で5人程正常化しました。良性腫瘍は食事の仕方だけでも何人も治っています。良性腫瘍と悪性腫瘍の違いは、他臓器に浸潤(食い込むことです)・転移(血管やリンパ管を伝って他臓器に飛んで他臓器で増殖すること)する能力の有無です。悪性・良性共に細胞分裂の際に細胞分裂のミスが起こり、異常細胞が生まれてしまいます。偶然増殖能力(勝手に細胞分裂して増えること)をもった異常細胞が腫瘍を形成します。1日5000個もの異常細胞が生まれているそうですが、免疫機能により全て駆逐しています。いわば毎日5000対0で腫瘍との戦いに買っている状態です。たまに免疫の隙間を生じるらしく、その隙間に相当する腫瘍細胞は免疫をすり抜けてしまうため、免疫で駆逐できないようです。詳しくは人がガン(癌・悪性腫瘍)を発症するメカニズムをご覧ください。腫瘍が人間の身体にとって異物であることに変わりはないはずですが、異物だと認識できなくなってさまうようです。

食事の仕方で良性腫瘍が治るのですから、悪性腫瘍が治ってもおかしくはないと考えた次第です。良性腫瘍の出来るメカニズムは偶然発生した腫瘍細胞に対する免疫不全だと考えています。免疫不全があるため腫瘍細胞に対してうまく免疫が働かないため、腫瘍細胞を駆逐することができません。免疫をすり抜けてしまうような印象です。その免疫不全を生じている原因を取り除くことで腫瘍を治してしまおうと言う作戦です。ただしいくつもの条件が組み合わさって悪性腫瘍を発症している可能性が考えられますので、子宮頸がんの前癌病変のようには、悪性腫瘍は一筋縄ではいかないかもしれません。

しかし現時点で治す方法が無いのであれば、試してみても良いのかもしれません。少なくともリスクは無さそうです。

生活を変えてみて、病気が改善すれば恐らく原因だった可能性が考えられます。診断と治療を兼ねて生活を変えてみましょう。

ガン(悪性腫瘍、癌)を治す具体的な方法(仮説)

糖質の食べ方、塩分の摂りかた、カフェインをやめること。他にはマルチビタミン・ミネラルを摂ってみることをお勧めします。

糖質について

糖質を食べないことが一番のお勧めです。

実際に糖質を食べず、おかずだけ食べるようにしただけで子宮頚がんの前癌病変が4人消えましたし、尋常性疣贅や粉瘤などの良性腫瘍が何人か消えています。糖質そのものに害があるとは思えません。免疫不全(特定の免疫が働かないこと)と病態が逆ですが、免疫過剰(特定の免疫が働きすぎて自分の身体を攻撃すること)であるアトピー性皮膚炎はとうしを控えてオカズを多く食べると治るため、恐らく血糖値が問題の本質です。そもそも糖質を食べなければ血糖値が上がらないため、一番お勧めです。

糖質を食べないことでガン(悪性腫瘍、癌)が治ったという話を聞くことがあり、糖質がガンの餌だからという理屈がありますが、恐らく間違っていると思います。何故なら血糖値が高い方が増殖しやすことはあっても、糖質を食べない状態の血糖値でガン細胞が飢餓状態になるとは到底思えないからです。(低血糖にするのであればガン細胞もダメージがあるかもしれませんが、そもそも脳が耐えられないので現実的ではありません) 糖質を控えることで免疫不全が解消される仮説の方が正しいと私は考えています。

糖質を食べるなら以下の食べ方がお勧めです。
血糖値の上がりにくい食べ方2017年版
一言で言えば炭水化物・糖質単品で食べないことです。具体的にはパンだけとかおにぎりだけとかドンダケという食べ方をしないことです。
詳しくはリンクをご参照ください。

血糖値の上がりにくい食べ方2018年版
一言で言えばお菓子や果物などのデザート食後すぐに食べないことです。少なくとも1時間できれば2時間あけて食べることをお勧めしています。
詳しくはリンク先をご参照ください。

血糖値の上がりにくい食べ方2019年版
一言で言えば少しずつ食べることです。3食で食べると言う常識をすることで、血糖値が上がりにくくなります。1日6食あるいは10食と言う食べ方でも良いのかもしれません。特に体力をつけるためにもしっかりとトータルの量を食べる方が良いと思います。ただし小分けで食べることです。
詳しくはリンクご参照ください。

塩分の摂りかた

塩分は極力摂らない方が良いと思います。そのため禁塩生活をお勧めしています。詳しくはリンクをご参照いただければと思いますが、一言で言えば塩を楽しむ料理を控えることです。具体的には味噌汁やスープ類などの汁物、漬物や明太子・塩ジャケなどの塩漬け料理、味付け海苔やふりかけ、フライドポテト、ポテトチップスなどの塩味のスナック菓子をやめることです。スポーツドリンクもやめる方が良いと思います。何故なら日本人は元々塩分を摂り過ぎている訳ですからわざわざ摂らなくても良いと思います。ただし毎日一日中汗をかいているような人は塩分不足になる可能性があるのでスポーツドリンクも意味があるとは思います。1日2リットル以上の汗をかく人以外はスポーツドリンクはお勧めではありません。

発酵食品を否定するつもりはありませんが、塩分で病気になることがあるようです。ニキビや感染症が塩分で起こり得ることがわかりました。塩分により腫瘍に対する免疫不全が起こったとしても不思議ではありません。

味噌汁をやめて悪性腫瘍が治った経験はまだありませんが、良性腫瘍のイボが治った人はおられるので味噌汁が悪化因子の可能性は十分あり得ます。

カフェインをやめる

私はカフェインは法律で禁止した方が良いと思う程、害がある嗜好品だと考えています。恐らくアルコールより病気を引き起こしていると思います。カフェインが免疫機能に異常をきたすようです。その根拠は免疫異常によって起こると思われるニキビや湿疹がカフェインを控えるだけで治るからです。

腫瘍に対する免疫不全を起こしてしまっても不思議ではありません。

もし少しでも信じて頂けるならカフェインを一切やめるようにしてみてください。コーヒー・紅茶は勿論、緑茶・ほうじ茶・ウーロン茶・玄米茶、栄養ドリンク、コーラ、エナジードリンク、ココア、チョコレートなどです。

水分をしっかり摂る

水分をしっかり摂ることをお勧めしています。人は喉が渇けば誰でも水分を摂りますが、元々喉が渇きにくい体質の人がいるようです。つまり喉が渇いた時点で水分補給しても遅い(免疫異常をきたす)人がいるのです。

上記の塩分とカフェインの話も身体の水分バランスという意味で一連のことです。水分が少ないと体内の塩分濃度が上がるのですが、塩分を摂っても、カフェインを摂っても利尿作用で体内の塩分濃度が上がります。この塩分濃度の上昇で免疫異常が起こるようです。

目安として1日1.5〜2リットル摂るようにしましょう。汗をかく人は汗の量の分プラスして水分を摂ることがお勧めです。小まめに摂ることも重要です。何故なら一度にたくさん水分補給しても余った水分は尿として捨ててしまうからです。体内に蓄えておくことの出来る量は限られているからです。

スポーツドリンクを飲む方もおられますが、上記の塩の問題でお勧めではありません。麦茶か水を飲むことをお勧めしています。

マルチビタミン・ミネラル

マルチビタミン・ミネラルを飲むことをお勧めしています。その根拠はビタミン不足やミネラル不足で免疫不全を来している仮説を考え、糖質をやめても尋常性疣贅が治らない方にマルチビタミン・ミネラルを飲んでもらって治った方がおられるからです。

どうやらビタミン不足やミネラル不足で免疫異常をきたすことがあるようです。通常であればどのビタミン・ミネラルが不足しているかを調べた上で、不足しているものを補うのかもしれません。しかしビタミン・ミネラルは人間の身体には必ず必要なものなので、全て摂ってみて違いが出るか試してみるという手段です。

マルチビタミンやミネラルはニキビやにきび痕にも有効なため、ビタミン・ミネラル不足が何らかの免疫に関わっていることは間違いないと私は考えています。

良性腫瘍のイボもマルチビタミンを飲むことで治った人がおられます。

もし信じて頂けるならマルチビタミン・ミネラルを飲んでみてください。

オメガ6脂肪酸を避ける(仮説)(2020/10/11追記)

オメガ6脂肪酸は穀物で育てられたお肉(牛肉、豚肉、鶏肉)に多く含まれています。自然界で育ったお肉はオメガ3脂肪酸が多いそうです。自然界の本来の食べ物である牧草で育った牛のお肉はオメガ3脂肪酸が多いそうです。
お肉を食べるのであれば牧草で育った牛肉を食べるようにしてみてください。
魚は天然ものはオメガ3脂肪酸が多いのですが、魚以外の餌を食べさせることが多くなった養殖ものではオメガ6脂肪酸が多くなる可能性があるそうです。
天然の魚を食べるようにしてみてください。
(参考:ガン(悪性腫瘍、癌)を治すかもしれない食事 〜オメガ6脂肪酸を避ける〜

オメガ6脂肪酸を避けるという仮説以外は、生活を変えることで様々な病気で改善した実績があります。オメガ6脂肪酸を避けるという仮説は実践が非常に難しいこともあり、今のところオメガ6脂肪酸を避けて治った病気はありません。
もしガン(悪性腫瘍、癌)でお悩みで、他に改善法がないのであれば試してみてください。神頼みよりは効く可能性があると私は思います。

運動

歩くことだけで構いません。糖質やマルチビタミンを飲んでも尋常性疣贅のなかなか治らない人が、日頃歩かなかったそうなので、1日20〜30分歩いてもらうとあっさりと治ってしまいました。現時点ではお一人ですが、運動により腫瘍が改善した例です。

歩いてもらった根拠は、歩くことで骨粗鬆症を予防するホルモンが出ることをNHKの番組で知ったからです。歩行の際の骨への衝撃が必要らしく、ランニングをせずに身体を鍛えても骨粗鬆症になったアスリートがいたことで発覚したそうです。歩行が免疫に関わっている仮説を考え、実践してもらうことで間違っていなさそうなことがわかりました。

振り返って考えてみると、人類の進化の歴史からこれだけ歩かなくてすむ人達はいなかったはずです。食料を探すために歩き回っていたはずだから、歩くことを前提として免疫が構築されていたとしても不思議ではありません。

体力が許せば1日30分から1時間程度歩くと良いと思います。お勧めはショッピングモールで歩くことです。屋根もありますし、エアコンも効いているから快適に歩くことが出来るからです。万が一体調が悪くなったとしても周囲に人がいるので、道で倒れるよりは安全だと思います。

睡眠

睡眠に関しては6時間以上が1つの目安です。何故なら予防接種における免疫の効果を接種後の睡眠時間で考察した論文において、6時間以上と6時間以下では何倍もの差が出るとの結果でした。腫瘍に対する免疫にも影響があるかどうか分かりませんが、しっかり睡眠をとって体に悪い事はないと思います。

最後に

現時点で私が持っている免疫に関わる全ての情報です。一応仮説ではありますが、免疫に関わる様々な別の病気で検証済みのため、試していただいても良いのではないかと考えています。

もしこれらの生活改善がガン(悪性腫瘍、癌)に劇的に効いた場合、可能性は低いのですが一時的に急激に体調が悪くなるかもしれません。その場合には速やかにかかりつけの先生に相談するようにしてみてください。

ガン(悪性腫瘍、癌)でお悩みの方の少しでも助けになること、奇跡が起こることを祈っています。

またお一人でも治った方がおられると、心より嬉しく思います。