ガン(悪性腫瘍、癌)を治すかもしれない食事 〜オメガ6脂肪酸を避ける〜

先日ある患者さんと話しているとガン(悪性腫瘍、癌)がわかったものの骨転移があるため手術をされていないということをお伺いしました。そこで私の持っているこれまで見つけた全ての情報をお伝えしました(参考:ガン(悪性腫瘍、癌)の治し方(仮説))。

その後治るかもしれない治療法があればこのサイトに書くとお伝えしていました。以前から知ってはいた内容ですが、免疫にかかわるガン(悪性腫瘍、癌)が治る可能性のある方法を思いついたので書いてみます。

オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の割合が問題でオメガ6脂肪酸が多くなるとアレルギーを起こすという話は「「いつものパン」があなたを殺す―――脳を一生、老化させない食事 (三笠書房 電子書籍)」(ちなみにこの本では「グルテン」に注目していますが、日本人に対しては「グルテン」だけでなく「糖質」に置き換えると正しいと思います)の本を読んで知ってはいましたが余り信じてはいませんでした。何しろ主張はグラスフェド(牧草を食べさせることです)の牛肉を食べることだからです。もしかしたらオメガ6脂肪酸が多いと脂肪酸のバランスが崩れて免疫がおかしくなるのかもしれません。

オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸のことはこちらをご参照ください。

オメガ6脂肪酸を避ける

様々な情報を仕入れて頭の中で整理した今の私は、オメガ6脂肪酸を避けることが正しいのではないかと考えています。糖質を控えること、塩分を控えること、カフェインを控えることで様々な病気が治ることから、引き算が正解ではないかと考えています。今回の引き算はオメガ6脂肪酸をやめるということです。

牧草で育った牛肉を食べる

オメガ6脂肪酸は穀物で育てられた家畜に多いため基本的に鶏肉、豚肉、牛肉などのお肉を食べていると自然とオメガ6脂肪酸が多くなってしまいます。実は自然界の動物はオメガ6脂肪酸はそれほど多くはならないそうなので、お肉だと天然の鹿や猪などジビエと呼ばれるお肉はオメガ6脂肪酸は多くならないそうです。牛の自然な食事は牧草などの草を食べることなので牧草を食べて育った牛肉はオメガ6脂肪酸が多くはならないようです。つまりお肉を食べるのであれば牧草で育てられた牛肉を食べるようにしましょう。(呉市内でもウルグアイ産の牧草で育った牛肉をみかけたことがあります。どのスーパーに行けば牧草育ちの牛肉が買えるかわかれば改めて掲載したいと思います)

天然ものの魚を食べる

魚は基本的にオメガ3脂肪酸が多いのですが、残念ながらオメガ6脂肪酸の多い魚もあるようです。というのもかつては養殖でも餌が魚だったので自然界と同じでオメガ6脂肪酸は多くはなかったようですが、最近では養殖は魚以外の餌を食べさせるようになっているためオメガ6脂肪酸が多くなっているようです。魚を食べる場合は天然物を選んで食べてみましょう。魚の大きさは問題ではないので、養殖されていない小さな魚でよいので天然ものの魚を食べるようにしてみてください。

一説によるとオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが崩れると免疫異常を来すという話もあるようですが、私はオメガ6脂肪酸が多くなると免疫異常を来すと考えています。オメガ6脂肪酸を避けても状況が改善しないようならオメガ3脂肪酸を摂るようにしてみてください。(最初からオメガ3脂肪酸を摂っても害はないと思います。オメガ3脂肪酸を摂るのであればこのアマニ油マヨネーズアマニ油入りドレッシング(ごま)がお勧めです。ドレッシングとして普通に使うだけでオメガ3脂肪酸を摂ることが出来るからです。)

他の食事の仕方はあらゆる病気の患者さんで試して実績を積んでいますが、このオメガ6脂肪酸を避けるのはかなりハードルが高いこともあり、今のところ実績がありません。
少しでも信じていただけて、もしよかったらお試しください。