怒る必要のない子育て 後始末をさせる

子供が何らかの失敗をして親が怒るというのは良くあることです。

怒る必要など全くありません。かといって放っておくわけでもありません。ただ笑顔で「自分で片付けてね」と伝えれば良いのです。それだけのことで親の問題も子供の問題も解決します。

親の問題とは後始末をするのが自分だと錯覚することです。後始末が大変だと知っているので、自分が後始末をすることに怒るのです。後始末は子供がすることだと考えれば何も怒る必要などありません。子供の問題だからです。もし親が後始末をしてしまえば、子供は怒られるだけで済むのでまた同じことを繰り返すでしょう。

子供の問題とは後始末が大変だと知らないことです。後始末が大変だと知っていれば別のやり方をしたり、もっと慎重に行動していたかもしれません。後始末を自分ですることで嫌でも大変さを思い知ることになります。後始末を避けるために知恵を巡らせることでしょう。少なくとも同じ失敗はしなくなるでしょう。

子供を怒らないコツは後始末をさせることです。そうすることで、失敗をすると後始末をしなければいけない自分が損をすることを学習するのです。怒ったところで怒られた子供は、怒られること自体をやり過ごすことを覚えるだけです。誰も幸せにはなりません。

体重の調節の仕方 〜人の取扱い説明書〜

人の取扱い説明書を作ることを考えています。

今回は体重の調節の仕方です。

体重を減らしたい場合

体重を減らしたい場合には、糖質を食べる量を減らすとタンパク質・脂質はお腹いっぱい食べても自然に体重が減ります。

体重を増やしたい場合

逆に体重を増やしたい場合には無理にでも糖質を多く食べるようにすると体重は増えます。

糖質依存

体重の調節のためのキーワードは糖質依存です。糖質依存により食べ過ぎることで体重が増えています。お腹が空いて我慢出来ないのも糖質依存のせいです。そもそもお腹が我慢出来ない程空くのは、糖質依存の禁断症状なのです。少しだけ食べると余計お腹が空くのも糖質依存の症状の一つです。

知らない間に糖質依存に陥るとなかなか抜け出せないため、いつの間にか糖質を過剰に食べ過ぎることから体重が増えてしまいます。糖質を控えるだけで糖質依存から抜け出すことが出来るので、簡単に体重を減らすことが出来るのです。

糖質依存から抜け出すと、糖質を食べる量を調整することが出来るようになります。糖質依存状態では一度食べ始めた糖質を途中でやめるのが難しいのと対照的です。

体重を増やしたいならわざと糖質依存に、減らしたいなら糖質回避し糖質依存から抜け出すことが一番の近道です。

よだれの多い赤ちゃん、お腹が空いているだけ?

赤ちゃんを見ているとよだれの多い赤ちゃんもいるようです。体質なのかと思っていましたが、もしかしたら違うのかもしれません。
お腹が空いてよだれが流れているのです。そのことに気付いてもらえないのでずっとよだれが流れているのではないかと思います。
親の食事に関する常識で1日3食を基本に赤ちゃんの食事も考えがちです。
赤ちゃんはお腹が空いてしまえば何度でも食べさせてあげるのが正解ではないかと思います。赤ちゃんは空腹感を感じることが出来るので、空腹感を感じれば食べさせてあげれば良いのではないかと思います。

この仮説が正しければ、よだれの多い赤ちゃんは食べ物やおっぱいが足らずよだれをたらしているのです。よだれを流れていれば積極的に食事を食べさせてあげることで、よだれが減るようであれば仮説が正しいことが証明されます。
良かったらお試しください。

子供がおねしょを繰り返す理由と対策

子供がおねしょを繰り返す理由とその対策を考えてみます。

おねしょとは寝小便のことで寝ている間におしっこをしてしまうことです。一度目は偶然寝ている間にしてしまうのでしょう。その対応で親の行動を子供が学ぶのです。親が自分にとって望ましい行動をしてくれることがわかるとおねしょを繰り返すのです。親が望ましくない行動をするとその行動を避けたいのでおねしょはしなくなります。

子供が求めている親の行動

おねしょを繰り返すということは、おねしょをすることで心地良い面があったのです。おねしょをすることで得をするのです。その得をするという感覚が親には理解出来ないので、知らず知らずのうちに同じ行動をしてしまうのです。そして子供は無意識のうちにおねしょを繰り返すのです。

子供の求めている親の行動とは、おねしょをすると子供に注目することです。本来なら子供は正の注目、すなわち褒められるような行動を取りたいのですがうまくいかない場合におねしょしてしまうようです。傾向としてお兄ちゃんかお姉ちゃんがいて、正の注目はしてもらえないから負の注目を集めようとするのです。

対策

おねしょをすることで注目してもらうことが目的です。対策は注目しないことです。おねしょをしてもおねしょをしなくても同じ行動を取るのです。おねしょして怒るのはもちろん注目していることになります。おねしょしないように寝る前に水を飲まないように促すことも注目していることになります。おねしょしても淡々と布団を替えて、おねしょしたことに触れないのです。おねしょをしても特別扱いしてもらえないことを理解するとおねしょしなくなります。

無意識に親の思いを汲み取る子供の心理

無意識に親の思いを汲み取る子供の心理を考えてみます。文字にすると特殊な状況のように感じますが、良くあることです。無意識のうちに子供は親の思いを汲み取ることで、親の期待していることを叶えようとします。そしてこのような心理を知らなければ、子供を追い詰めてしまうことにも繋がります。

親の思いを汲み取るとは、例えば親同士が中学受験をして欲しい内容の会話をしていると、子供はその思いを汲み取ることで中学受験をしたいと言い出すことです。子供に聞こえないようにしておかないと、親の思いを子供が汲み取ってしまうのです。親の方も子供の前でわざわざ中学受験を話題にすることで中学受験して欲しいことを無意識のうちに伝えているのです。親がズルいのは中学受験して欲しいと直接子供に伝えていないことです。無意識のうちに子供が自分で中学受験を選んだように仕向けているのです。本当に子供の意思を尊重するのであれば、子供の前で中学受験の話をしてはいけません。子供の前で中学受験の話を一度もしたことがなければ、本当に子供の意思かもしれませんが、一度でも話を聞いていれば親の思いを汲み取ったのか見極める必要があります。

悲劇

悲劇とは親の思いを汲み取ることで中学受験を決めた子供が、中学受験にむいていない場合です。いくら優秀でも、まだ物事の考え方がわからないうちに詰め込む中学受験にむいていないこともあり得ます。本当の悲劇とは子供が追い詰められてしまうことです。親の思いを汲み取っただけなんですが、形の上では自分で中学受験を決めたことになっていることです。案に親の誘導されたのですが、自分から受験したいと言い出したと思い込んでいる子供は、中学受験をやめたいと自分からは言い出せないのです。嫌々受験してもうまくいくはずもありません。失敗したというトラウマだけが残ってしまいます。中学受験という余分な時間とお金をかけてトラウマを残すのは勿体無いと思います。

悲劇を避けるために

悲劇を避けるためには、助け船を出してあげることです。本当に中学受験したいの?と優しく声をかけてあげると良いと思います。間違っても、私としては中学受験して欲しいけどと前置きをしてから聞かないことです。その前置きを受けて親の期待を裏切りたくない心理に陥るからです。子供は自分一人では生きてはいけません。だから親に見捨てられないために精一杯無理をしようとしてしまうのです。本当は嫌だけどお父さん、お母さんが喜ぶなら頑張ろうとするのです。

これまでの行動が親の期待や親の思いを汲み取って頑張っていたのであれば、そのことを褒めてあげましょう。そして無理しなくて良いことを伝えてあげましょう。

今回は中学受験を例えに出しましたが、習い事や高校受験、大学受験などでも同じです。場合によっては就職活動でも親の思いを汲み取って行動しているのかもしれません。是非助け船を出してあげてみて下さい。お子さんの違う一面を垣間見ることが出来るかもしれません。

寝ている赤ちゃんを置くと泣き出す理由

抱っこして寝ている赤ちゃんを置くと泣き出すことは良くあります。

以前書いたのはお母さんのお腹の中で10ヶ月過ごしたので揺れている状態に慣れているからだという理屈です。揺れているのが普通で抱っこされていると落ち着くのだと思います。揺れている状態に慣れていると揺れていないと、地面が揺れている錯覚に陥るのだと思います。小さいボートに乗ったことのある方は経験されたことがあると思いますが、ボートで揺れている状態が普通になると陸に上がると地面が揺れていると錯覚するのです。地面が揺れていると感じるのでおかしな感覚で泣き出すのだと思います。

今回は別の角度から考えてみます。人類はお猿さんから進化したようですが、お猿さんは親猿から離れてしまうと小猿は死んできまうので必死でしがみつきます。人間はお猿さんより未熟な状態で生まれてきます。人間の子供は自分でお母さんにしがみつくことが出来ないので、お母さんに置いていかれることを恐れて泣くのではないでしょうか?

そのため熟睡していれば泣くことはありませんが、眠りが浅いと置いていかれることを恐れて泣いてしまうのかもしれません。赤ちゃんに聞いても答えてくれないので、本当のことは永遠にわからないのですが、赤ちゃんに関する一つの仮説として考えてみてください。

赤ちゃんも言葉を話している?

赤ちゃんも言葉を話しています。
ただし声ではありません。
しかも一方通行で赤ちゃんが話をしているだけです。
それを受け取ることが出来るか出来ないかは周囲の人の力量によります。

赤ちゃんの言葉とはボディランゲージ、つまり仕草です。赤ちゃんはその時その時で様々な仕草をします。本能的な行動なのか、ただ単に身体が自然に動くのかはわかりません。特定の条件を満たすと、同じような行動をとることがあるようです。

例えば排便や排尿をしようとして気張ることです。うーん、うーん。と声をあげながら気張ると、それは排便や排尿のしようとする合図です。明らかな声をあげなくても、気張ることに気づくことが出来ればオマルに座らせてあげることが出来ます。

別の場面では拳を口に入れようとしたり、一本だけ指を口に入れたりします。偶然だと思って見ていると何もわかりませんが、赤ちゃんのボディランゲージだと考えてみると何か意味があるはずです。拳を口に入れようとする時はお腹が空いたのボディランゲージで、指を一本だけ口に入れるのは喉が渇いた合図だったりします。

他にも泣き方が場面場面で異なるので、赤ちゃんなりの主張があるようです。抱っこして欲しい泣き方もあれば、おっぱいが飲みたいという泣き方もあるようです。

大人の使う言葉は日本語なら日本語で共通ですが、赤ちゃんの使う言葉は赤ちゃんによってそれぞれ異なります。その言葉(ボディランゲージ)は注意して見ないと偶然なのか、意識しているのかわかりません。何しろまだ話すことが出来ないので、確認出来ないのです。何度か同じ仕草をした際に、赤ちゃんが何を求めているのか想像し共通することから類推するしかありません。

ただ赤ちゃんも赤ちゃんなりに意思の疎通:コミュニケーションを取ろうとしています。周りの大人が赤ちゃんのメッセージを受け取ることを期待しているので、想像力を働かせて赤ちゃんのメッセージを受け取りましょう。

話せるようになる前に、少しでも赤ちゃんのメッセージを受け取ることが出来るようになるとお互い楽しくなると思います。

良かったら赤ちゃんは何かを訴えかけているという視点で接してみてあげてください。