何でも人のせいにする人の心理

何でも人のせいにする人がいます。
その心理を考えてみます。

人のせいにする人とは、自分の責任を認めず人に責任を擦り付ける人のことです。
口では自分が悪いと認めたとしても、でも聞いてくださいと説明を始めるのが特徴です。
その心理の元は、本当の意味での自分の責任と認める概念がないのです。
そして人のせいにしているつもりも全くありません。
全て自分が悪いわけではなく、人の責任もあることをわかってもらう目的で説明しているだけで、人のせいにしている自覚はないのです。
人のせいにしているという自覚がないからこそ、人のせいにするなと指摘されても人のせいにはしていませんと本気で主張します。

人のせいにするという自覚がないことは非常に厄介です。会話が噛み合わないからです。

対策は単純に、人のせいにする言動がはじまれば、『誰の責任?』『誰が悪いの?』と責任の所在を自覚してもらうことです。

次の対策は『改善策は?』『再発防止策は?』と立て続けに質問することで、言い訳に付き合う無駄な労力を削ぎ落とすことが出来ます。

改善策や再発防止策が出てきた時点で、改めて誰の責任だったか自覚を促すと認めるかも知れません。

最後まで人のせいにするのであれば、それ以上相手にしても意味がないかも知れませんね