言い訳人間の対処の仕方

言い訳人間は何処にでもいるものです。とにかく言い逃れを繰り返します。言い逃れすることが目的ですから、人にどう思われるかは問題ではありませんし、全く気にしません。自分が責任を取らなくて済みさえすれば、どんな言い逃れでも言えるのです。後で嘘が暴かれたとしても、新たに言い逃れを言い始めるだけです。

言い訳人間の対処法は言い訳人間より知恵のある人間が矢継ぎ早に質問責めにすることです。言い訳人間は言い訳に慣れているので、ちょっとやそっとの質問では動じません。核心をつく質問を重ねることで言い訳を封じるしか手立てがありません。言い訳ではなく、自分から話さざるを得ない核心をつく質問をするしかありません。話さざるを得ない状況に追い込むのです。

例えば、言い訳人間である某都知事の釈明会見であった会った相手の名前がプライバシーの問題であかせないと言い訳しています。核心をつく質問とは「プライバシーで名前があかせないということはプライベートを認めるということですね?プライベートであれば報告書は虚偽記載になります。法律違反です。名前をあかせない時点で法律違反を認めてしまいました。世間の常識では半ば公費での飲み食いにプライバシーはありませんね?法律違反では無いことを証明するためには、名前をあかすしかありませんね。

最後にまとめて「プライバシーを主張する時点でプライベートだと認め、虚偽記載を認めることになります。名前をあかすことで虚偽記載では無いことを証明出来ます。名前はあかしますか?それともやはりプライバシーという言い訳をしたプライベートだと認めますか?」と詰め寄ります。このような論理で責め立てると言い訳人間でも言い逃れ出来にくくなると思います。

記者の中に言い逃れを封じることの出来る言い訳キラーが現れることを心から祈っています。そろそろ言い訳を聞くのも飽きました。

何でも人のせいにする人の心理

何でも人のせいにする人がいます。
その心理を考えてみます。

人のせいにする人とは、自分の責任を認めず人に責任を擦り付ける人のことです。
口では自分が悪いと認めたとしても、でも聞いてくださいと説明を始めるのが特徴です。
その心理の元は、本当の意味での自分の責任と認める概念がないのです。
そして人のせいにしているつもりも全くありません。
全て自分が悪いわけではなく、人の責任もあることをわかってもらう目的で説明しているだけで、人のせいにしている自覚はないのです。
人のせいにしているという自覚がないからこそ、人のせいにするなと指摘されても人のせいにはしていませんと本気で主張します。

人のせいにするという自覚がないことは非常に厄介です。会話が噛み合わないからです。

対策は単純に、人のせいにする言動がはじまれば、『誰の責任?』『誰が悪いの?』と責任の所在を自覚してもらうことです。

次の対策は『改善策は?』『再発防止策は?』と立て続けに質問することで、言い訳に付き合う無駄な労力を削ぎ落とすことが出来ます。

改善策や再発防止策が出てきた時点で、改めて誰の責任だったか自覚を促すと認めるかも知れません。

最後まで人のせいにするのであれば、それ以上相手にしても意味がないかも知れませんね