空想日本史 もし織田信長が刀狩をするなら

織田信長が本能寺で倒れず、生きながらえていればと考えてみました。
必ず行ったであろうと考えられるのが、実際には豊臣秀吉が行った武器を取り上げる刀狩です。

豊臣秀吉が行った力ずくでの刀狩であれば、隠す人間が必ず一定数いたはずです。
織田信長は物事を常識に捉われず、非常に合理的に考える人物だと認識しています。
合理的に考えると、刀を隠されてしまうような制度の隙はなくすと思います。
信長であれば、刀を買い取ったのではないかと思います。

  • 平和になったので今後刀が必要がなくなること。
  • 刀は必要がなくなったので、更に治安を維持するために買い上げること。
  • 最初は高く買い上げ、次第に買い取り額を下げること
  • 最終的に隠していることが判明すればただで没収されること
  • 数多く隠していれば打ち首にすること

以上を周知徹底するのです。
実際に打ち首にするほど徹底するかは別にして、刀を早く差し出すと得をし隠すと損をする仕組みを考えだしたのではないかと思います。

歴史のやり直しはききませんが、織田信長が何年か余分に生きていれば、もっともっと日本は合理化が進んでいたと思います。
織田信長のような合理的で剛腕な政治家が表れて、日本を私利私欲が差し挟まれる隙の全くない、合理的な世の中に変えてくれるといいんですけどね。