糖質依存とは糖質をついつい食べ過ぎてしまうことを依存症の診断基準に照らし合わせて検証したものです。
妙に納得できることが多いので間違いないとは思います。
しかしみんながみんな当てはまるのですから、実際には病的な依存というよりは生理的なもの(病気とは言えない正常な体の仕組み)と考えることもできます。正常な体の仕組みかもしれないとはいえ、依存の考え方で糖質に対する欲求を考えると理解しやすいと思います。
ではどのように考えるとよいのかというと、糖質依存とは糖質に人類が騙される魔法にかかっていると考えるとわかりやすいし、受け入れやすいのではないかと思います。
糖質に騙される魔法により、人はついつい糖質を食べ過ぎてしまいますし、なかなかやめられないのです。この魔法は途中でやめるというのが難しいので、少しだけ食べて我慢するのが一番つらいと思います。1回の食べる量を減らすのではなく、食べるのか食べないのかとはっきりしがほうが魔法から抜け出しやすいようです。いきなり3食やめるのは勇気がいると思いますから、1食ずつやめて様子をみながら2食、3食とやめていくのが理にかなった回避法だと思います。
私はこの知識がなかったので、ダイエットでご飯を半分にするというダイエットを1年しましたが、ものすごく辛く感じました。ご飯をやめるとそれほどつらくはなく、2週間でご飯を食べたいという感覚がなくなりました。魔法がとけたのだと思います。
糖質が糖質自らの発展のために、人類を騙して過剰に食べさせるように魔法をかけたということです。人類は自覚のないまま糖質の魔法にかかることで過剰に食べるようになり、栄養状態が改善することで急速に発展することができました。結果として糖質も大量に栽培されることで増えることになったので、糖質も人類に依存しているとも考えることができると思います。
糖質の魔法により人類は満腹以上に食べるように糖質に騙されてしまう上に、強烈な空腹感という禁断症状を起こさせることで定期的に糖質を食べるように呪いがかけられているようです。
糖質が人類にかけた魔法の存在に気付き、魔法に対する対策を考える時期だと思います。
糖質は人類の発展には非常に寄与してくれましたが、その魅力の裏に隠された危険性(依存性があり自己制御できない状態にしてしまうこと。糖質自体による毒)も理解した上で時折食べるご褒美として上手に付き合う方法をこれから考える時期にきていると思います。
人類の歴史を遡って考えると、人類の発展のきっかけとなった農耕も糖質が罠を仕掛け、人類に始めさせたものと考えると少し怖い気もします。人類が糖質の魔法による強い欲求を満たすために行った品種改良も、実は糖質が自らの発展を狙って人類を操っていたと考えると少しぞっとしました。
実際には糖質の美味しさに人類が気づいたことで、美味しさを味わうという快楽を得るために必死で工夫した結果だと思います。
魔法に憑りつかれてしまわなければ糖質を楽しむことは人生を豊かにします。
糖質の魔力を理解して、上手に美味しく付き合いましょう。
もしよかったら糖質回避教のすすめをご覧ください。
2015/6/13 呉からの風