東京オリンピックのロゴ問題

東京オリンピックのロゴ問題でテレビを賑わしています。
盗用かどうかが議論になっていますが、少なくとも相手方は商標登録はされていないようです。
法的手続きをとるといってはいるようですが、あまり強い手段に出ることはできないようです。

スーパー心理学で考えてみます。
本当に盗用していなければどのように答えるかを考えてみました。

『こんな偶然ってあるんですね。』
『いやぁ~驚きました。』
『念のため商標登録は確認したのですが、商標登録では似たものはなかったので安心していました』
『似ているデザインが出てきてしまい、お騒がせしてすいません。』

『似ているかどうかと言われればパッと見は似ていますよね。』
『商標登録以外のすべてのデザインを確認することは不可能でした。確認する義務があったかどうかはわかりませんが、結果として似たものがあったようでお騒がせしてすいませんでした。』
『ただデザインの組み立て方が全く異なるので、最終的には盗用ではないと理解してもらえると思います』

『逆にこの問題になっているデザインの存在を知っていれば、後で問題になることが予想できるので避けますよね。知らなかったので避けようがなかったことが知らなかった証拠です。』

と答えると私は思います。真似をしていないのであれば、偶然似ていたことに対する言いがかりなのですからこれ以外の答えようがないと私は思いました。

商標登録されていないから後で問題になることが予想できなかったのか、偶然似たデザインになったのか実際のところ私にはわかりませんが、今回の会見は偶然こんなことになったという会見ではなかったように見えました。

ただベルギーのデザイナーは商標権ではなく、著作権で訴え出るようなので、裁判で勝てるとは考えておらず、ただの売名行為のような気もします。似てはいるけど真似した証拠を出さなければいけない著作権で争うのは、単純なデザインだけに無理があるように思います。

いずれにしても、もし嘘があるなら本当のことを言ってほしいと思いますし、嘘がなければ早く決着がつけばいいですね。

東京オリンピックにこれ以上ケチがつかないことを祈っています。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。