赤ちゃんをお風呂に入れると泣いてしまうことが良くあります。その理由を考えてみます。一言で言い表すと赤ちゃんは慣れない感覚に驚いているのだと思います。泣かさないためには、驚かさないように気をつけると良いと思います。
裸にしてすぐに泣いてしまう赤ちゃんは、服に覆われていることに慣れている赤ちゃんです。その服が脱がされると不安になってしまうため泣いてしまいます。対策はすぐにタオルをかけて肌に触れさせてあげましょう。タオルをとると泣いてしまうようならタオルのままお風呂に入れても良いと思います。
お湯をかけると泣いてしまう赤ちゃんは、お湯の温度に驚いているのかもしれません。水そのものに驚いているのであれば、自分の手を少し濡らして赤ちゃんを撫でて慣らすと良いかもしれません。お湯の温度に驚いているのであれば体温前後の温度のお湯をかけると良い対策になると思います。他にはお湯の勢いに驚いてしまうこともあると思います。ゆっくりかけるようにしてあげると良いと思います。
お湯につけると泣き出す場合には、お湯の温度に驚いてしまうこともありますが身体を支えられていない感覚に驚いてしまうのかもしれません。泣かさないためにはお湯の温度は赤ちゃんの体温より少しだけ高いくらいがオススメだと思います。それだと身体が温まらないので、お風呂に入ってから少し追い炊きしてお風呂の温度を上げると良いと思います。身体を支えられていない感覚の対策は、身体が水の中に浮いた状態をなくすことです。突然重力が感じられなくなって混乱してしまうのだと思います。対策はすぐに足や背中を支えてあげることです。ベビーバスなら赤ちゃんの足や背中をお風呂の床につけても良いと思います。一緒に湯船に浸かっているのであれば、自分の胸やお腹あるいは足に赤ちゃんをのせてあげることです。そうすることで赤ちゃんの不安が減るため、泣きやみます。一つの対策としてはしっかり抱きしめ赤ちゃんが安心したまま、お風呂にゆっくり浸かるのも赤ちゃんが驚かないので良いかもしれません。
お風呂にしばらく入ってから泣き出すのは、熱いのか寒いのか、喉が渇いてきたのかもしれません。赤ちゃんの立場になって熱くないか寒くないかを考えてみてあげることです。泣いている理由が見当たらなければ、喉が渇いたのか疲れたか眠くなったのかもしれません。いずれにしてもそろそろお風呂から出たい合図と考えてお風呂から上がりましょう。
赤ちゃんがお風呂で泣くのは様々な要因があると思いますが、根本は赤ちゃんにとって不快だからだと思います。熱い寒いなどの身体的なものから不安を元にした不快まで様々です。結局赤ちゃんにとってお風呂が未知の世界だから不安で泣いてしまうのだと思います。不安を取り除くようにしてお風呂に慣れさせてあげるのが泣かさないコツだと思います。