お金の貯まる人と貯まらない人の違いを考えてみました。
私は典型的なお金の貯まらない人でした。今はお金の貯まる人になりました。両方を経験したからこそ、その明確な違いがわかりました。
持っているお金の額によって生活が変わるか変わらないか
当たり前かもしれませんが、お金が貯まるか貯まらないかは、持っているお金で生活が変わるか変わらないかです。誰でもお金が多くあるとそれなりに使ってしまいがちですが、お金の貯まる人は極端にはお金の使い方が変わりません。お金の貯まらない人はお金があると使い方をあれこれ考えてしまいます。お金があると使い方が変わってしまう人は、お金が貯まるとお金の使い方を考えてしまうのですから、そもそもお金が貯まる訳がないのです。
お金の貯まらない人はあるお金をどう使うかを考えてしまいます。お金の貯まる人は今あるお金の額に関係なく、最低限何にお金が必要かをまず考えます。
お金が貯まる人になるためには、今あるお金の額によって生活を変えないようにすることです。
収入が増えたから良い車に乗って、収入が増えたから良い所に住んでというような考え方をしていると残念ながらお金は貯まらないのです。
確かに多くの人は少しでもより良い生活をしたいと考えがちですが、ある調査ではより良い生活をするとは周囲の人達と比較してより良い生活をすることを意味するそうです。人は無意識のうちに人と比較することで、良い生活を目指すようになるそうです。厄介なのが収入が増えると、比較するのが同レベルの収入の人達に変わってしまうことです。だから収入が増えても満足することはありません。収入が少ない時から考えると夢のような生活をしていても、周囲の人達と比較してしまうとまだまだだと考えてしまうのです。
人との比較をやめて、現時点の収入で無理のない生活を基準にして、お金があっても生活を変えないようにするのです。もし可能であれば想像出来る最低限の生活費での生活をすることを基本とするのです。別のページに書く予定ですが、最低限の物の値段に対して付加価値をつけて高く売ることを考えています。付加価値とは言わば飾りという贅沢です。お金があると飾りに憧れてしまうのです。飾りにお金を使わないように心掛けるとお金を使わないようになります。
給料やボーナスが出たから奮発するというのは危険な兆候です。良かったらご参考まで。