人間には同じことを繰り返すと物事に飽きる仕組みが備わっています。飽きる仕組みの目的は様々な経験をすることです。食べ物において飽きるのは多品種食べることで本能的にリスク分散をはかるのだと思います。栄養補給だけでなく、毒物を食べてしまうリスクを分散するのです。しかし御飯は毎日3食食べても飽きないのは何故でしょうか?不思議といえば不思議です。飽きるほどの強い味がないからと説明する人もいますが理由は違います。
糖質依存状態に陥ることで更なる御飯を求めるようになるのです。飽きる仕組みよりも依存の快楽の刺激の方が強いため飽きることが出来ないのです。
そのためご飯は飽きるどころか毎日食べるように文字通り病みつきになるのです。
依存の証拠は禁断症状を見つけることで簡単に証明できます。禁断症状とは強い空腹感です。お腹がすいた状態で我慢しているとピークを越えたように空腹感をあまり感じなくなります。これこそが禁断症状の証拠です。何故なら禁断症状でなければ、排尿を我慢しているときのように排尿しない限り排尿感がなくならないのと同じように、何かを食べないと空腹感がやわらぐことの説明がつきません。むしろ糖質を少し食べると余計お腹がすくという不思議な現象まで起こるほどです。これも糖質依存の一症状のようです。
依存の仕組みを知った上で、肥満やアレルギーなどの御飯に対する依存症(糖質の食べ過ぎによる様々な病気は糖質依存症だと私は考えています。)があるのであれば御飯を避けるのが一番です。