歯磨きの話 歯ブラシと歯磨き粉

歯磨きの話です。

歯ブラシの話

歯ブラシがもの凄く進化しています。
かなり昔は機械的に動く電動の歯ブラシがありました。
手でこする手間を省いてくれるというのが売りでしたが、手で磨くのとさほど変わりませんでした。

しかし最近の電動歯ブラシは違います。
何故なら超音波を利用することで手では絶対に再現できない振動により歯を磨くことが出来るからです。
手で磨いてもなかなか落ちない汚れも当てるだけで取り除くことができます。
この電動歯ブラシであれば、こする当てるだけで必要がないのでお勧めです。
口の大きさの問題から幼児にはむかないかもしれませんが、大人とさほど変わらない口の大きさとなる小学生くらいのお子さんであれば最適な機能が搭載されています。それは2分間動くというものです。30秒毎に一瞬一時停止するので、歯を磨く部分を変更することでまんべんなく磨くことができます。
更に一歩進むと、毎日磨き始める場所を変える方が磨き残しが少ないようです。
何故ならいつもの癖で磨くと、毎日磨き残す部分が出来る可能性があるからです。違う場所から磨き始めると歯ブラシの当たり方が変わるため、磨き残しをしにくくなるようです。

今回2回目の購入です。
1本目が故障し、普通の歯ブラシで磨いていましたがなかなか綺麗に磨くことができませんでした。そこで慌てて購入しました。
歯ブラシの先を付け替えることで家族で共有することも可能なようですが、家族で共有するためにヘッドの付け替えを頻繁にするように設計されていないようなので一人1本用意する方が良いようです。試しに1本買ってみて具合が良ければ家族分買われることをお勧めします。

特に永久歯の生えてきた小学生のお子さんの場合、歯を大切にすることは一生に渡って大事なことです。その永久歯を大切にするという目的で、歯のケアをこの電動歯ブラシで行ってはいかがでしょうか?

歯磨き粉の話

歯磨き粉はつけなくても良いのではないかと思います。
何故なら歯ブラシで機械的に磨いているからです。
歯ブラシをつけるとしても、ごく少量で米粒程度の大きさで十分なようです。
何故なら歯ブラシにつける歯磨き粉の量が多すぎても洗浄効果は変わらないはずです。手を洗ったり、洗濯したりする場合原液でべたべたになる状態で洗浄したりはしないはずです。歯磨きにおいても洗剤はごく少量で十分なはずなのに、歯ブラシのヘッドにいっぱいつけてしまいます。これは歯磨き粉のテレビコマーシャルの影響です。テレビコマーシャルで歯ブラシのヘッド一杯に歯磨き粉をつけるので、それが当たり前だと思い込んでしまうのです。
おまけの話になりますが、小さいヘッドの歯ブラシが海外から流入し流行しはじめましたがすぐに下火になりました。何故なら大きいヘッドでなければ歯磨き粉が多く消費されないため、歯磨き粉メーカーが嫌ったそうです。歯磨き粉メーカーも歯ブラシを作っていますが、歯磨き粉の売り上げの方が遙かに大きいため、自分達の利益のために大きいヘッドのままなのだそうです。

この歯磨き粉の話はテレビなどでは放送されないと思います。何しろスポンサーが嫌がるのでそのような放送をしたくても出来ません。そして本当のことであっても歯磨き粉を使いすぎない方が良いと伝えたところで自分達の利益にならないことをわざわざする人もいないため、この事実が広まらないようです。

歯磨き粉はつけないか、つけたとしても米粒大の大きさで十分なようです。
それで汚れは十分落ちますよ。良かったらお試し下さい。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。